青空美人／改７「素晴らしき、ネジ。」
＠渋谷・青山円形劇場 (1997/8/1-3 4ステージ)
全自由前売り3000当日3500
作：木内宏昌 演出：青空美人
出演：中田顕史朗、野田宗司、大谷圭介、山敷進、椎名ルミ、鶴牧万里、
木村健三、溝部真理、佐々木潤、広田豹
1997/8/3(日)晴れ 3:00-4:50PM 最前列上手より 客席８割(200人)
客層：20〜30才代中心。中年層な方々も。女性過半数。客入れ：整理券なし。
舞台。一段高い四角い舞台。メタリックな椅子とテーブル。グレー床にブルーの
△マークがアクセント。下手は廊下設定。後方は別舞台。あみだくじ状な格子が
天井まで。その脇にはまたつり下がる金属ロッド。
お話。かつていた雑誌編集室へ企画を売り込みにきた男（中田）。個人の物語：
ゲームとしてオーダーメイドするという。作家としての才能を見込んでた編集長
（広田）は失望、後がまのやり手編集者（大谷）は嫌み。折しも、編集室では
起死回生企画の人気作家（木村）が行方不明で大騒ぎ。と、その作家にゴースト
ライターがいるとの情報が。どうも、売り込み男がそのようだが。
今までのクールドライな作風とちと違う味わい。オフィスのシビアなやり取りと
併せて物語ることが禁じられた国のファンタジーなお話。自分の物語：意志を
封印したゴーストライターの再起をメタファーなファンタジーで描いてく。ともかくも
ポジティブ。そういう姿勢に恥ずかしさも感じられて○。観劇後の後味良。
役者。すっとした人が多くて○。体温高そうな、元・花組芝居・広田豹、マシュマロ
・ウェーブ・木村健三が異質で面白い。
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