イデビアン・クルー「いどろる」（第6回ガーディアン・ガーデン演劇フェス）
＠代々木・フジタヴァンテ(1996/5/24-26 4ステージ） 前売2500当日2800
振付・構成・演出：井手茂太
1996/5/25(土)2:00-3:15PM 晴 出口側1列から 客席満員(120人?)
「いろどる」じゃなく「いどろる」。ヘン。最初読んだとき、めまいしたねこ。
衣装ももろヘン。黒レオタードに白パンツ。白地に寄席文字、墨痕太く「斎藤
」とか名前入り。あははは。普通考えてもやんない。考えもしないか。ドイツ
の演劇フェスで観客賞。この面白さはわかったのかしら。おばかな歌詞の電気
グルーブ。海外で好評らしいけど、どうかなと思ったねこ。
会場。中央舞台スペース囲んで客席。中央床には、400ヶ？ほどの大小紙風船。
その下には東西南北の各方位が表記。客席には学生やら、着物できめた中年女
性やらさまざま。
冒頭、黒の着物女性16人、ざっざっしゃなしゃなとパレード。アップビート、
ノイズ系音楽（だったか）。もう、壊れててイカス、ダンス展開。やられちゃたよ、
楽しいねこ。脳内鯛平目が舞い踊り状態。音楽となんでもないしぐさが
、ばっちあうのがグー。
中盤。要領悪くて、仲間はずれの子を励ますとか、なんだか勘違いとか、
ストーリーあり。わかりやすい。テーマ「現代を写す」なんて重さはなし。しょう
がねえなあと、仲良し友達してあげる子供達みたい。子供には見えないけど。
それを見て、微笑む大人な気分。やたら真似したがる男性二人も、わかりやす
い可笑しさ。歌舞伎なら「おうむ」。解釈なんてどこへやら、見たまま楽しい
のが◎。でも、激する場面は少。最初のインパクト強すぎのせいか、ちとだれ
気味なとこありねこ。
ダンスもダンサーもへなへなな感じ。でもこれ、海外の肉体すげえダンサーが
やったら、こわもてになっちゃう。そこらの日本人な感じの今の方が、安心できて
好き。次回は12/22-24。楽しみ楽しみ。
なんとなくのシークエンス（良くわかんないですね。すいません。）
１キンコンカンコンと学校の鐘。犬が吠えてます。
２黒の着物で行進。ゴーゴーモンキーダンス。いや〜んアハァーン。シェイク。
３着物脱衣。黒レオタードに白パンツ。スペクタクル。シリアス。励ましダンス
手を繋ぎぐるぐる、ワードンドン、お尻ぷりぷり。
４バッハ「ゴールドベルグ」。ソロ。小言いいの女。男女いさかい。ビンタ。
５たたいて倒れる。
６輪になってガン付け飛ばし合い。仲良し。男女二人ずつ。なかま外れに励まし。
７男女二人、手を繋いで回る。別女、中に。女悲しい。三人悲しい。皆悲しい。
２組になって。いたわり、皆でピース（ちょき）。男が来て、じゃんけんグー
じゃんけんじゃないって。なんだか脱力しちゃって、がっかり。
８走る男。捕まった女。コーラス。なんかダンス公演。カーテンコール。なかま
外れ。ワードンドンと励まし。
９男２女１。マーチぽい曲。麻痺系ダンス。（おしまい）
１０客出し。子供が舌足らずに歌う唄「おわかれ〜」。くすくす笑いで帰るお客。
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