オハヨウのムスメ「ダイ温泉」
＠銀座小劇場 (1996/10/3-6 6ステージ）前売り1800当日2000
作・演出：ハシノようへい 出演：片倉洋樹、浅井舞、東誠司、小手伸也 他全９名
1996/10/6(日)晴れ 1:30-3:00PM 中段から 客席６割（60人）
客層：20代？中心、ときどきおやじ。男女半々。 客入れ：消極的。
注目の脱力系劇団。一年半ぶり公演。総集編趣でいまいちな前回。こんどは期待
な公演。存在の希薄さがすごい存在感の加藤直美は、ベターポーツ客演で休演。
舞台。中央障子、脇引き戸。手前、岩風呂。場内、熱気むんむん温泉気分。
お話。会社の慰安旅行。おやじギャグの社長を横目に、ホモラブラブな三角関係
？な社員達。かたや、奴隷化してる番頭は愛想尽かされた、かみさんと再会。
うだうだ、よりもどし話。と形骸化の温泉景色もなんのその。宿屋の怪しい陰謀が
進んでいるんだか、なんだか。こんども、起承転結など知らぬげにテレテレと。
おやじギャグがいけない。そのテヘェーな面白み無さや、またステレオタイプな
男女の愁嘆を笑うって、斜な視点はわかる。だからギャグ、とことん面白くないの
は理解できるけど、×。凡庸ギャグの連射にぐったりねこ。いつもみたく、脱力な
展開も楽しめない始末。そんなのはねこだけ？。
それでも面白いとこ。なんだか唐突な「オバＱ」着ぐるみ（小手さん）が怒って
、手をわなわなするとか。バーテン（小手さん）が、これでもかと変な振る舞い
するとか。突発的な、とりわけどーでもいいとこがおかしい。ただ笑えるのが○
次回は加藤さんも入れて、前々回公演「私の世界」規模の溶脳世界を展開して
ほしい。まだまだ期待維持ねこ。
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