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＠下北沢 ザ・スズナリ (1998/1/15-18 7ステージ)
全自由前売り3000当日3200
構成・演出：清水宏、長戸勝彦
出演：
長戸勝彦：城之内ミチル（探偵）
清水 宏 ：掃除夫、バーテン、ヒント屋
関野昌敏：山田
FUKUSHIN!：音屋
更家しのぶ：女
野元貴麿：「私は誰でしょう」の男
山崎竜介：アルバトロス（バー）の客、借金取り
藤井賢弥：同上
斎藤麻英子：親切なお婆さん、片桐
1998/1/18(日)雨 2:10-3:45PM 中段から 客席８割(160人)
客層：20才代女性中心に幅広く。客入れ：当日券は当然後回し。でも空席在るなら
指定時間に来たんだからいれてほしいねこ。雨降ってるし寒いし外は。発砲の
チケットもち、列んでる女子高生？な一団あり。本多と勘違いらしく、教えてあげる。
制作の人、こまめに目配りしてればわかるはず。雨の外でムダに待たせてかわいそ
うだよ。場内誘導は親切で○。携帯注意、電源断を芝居がかりに説明、受ける客席
名古屋のＴＶでの出演が縁の企画。清水宏と元東京キッドブラザーズ・長戸勝彦の
共作、共演。キッドって、１１年前に見たきりでその記憶もないねこ。最近公演ない
みたいだし・・。
舞台。窓が一つのグレーのパネルな壁、テーブルと椅子のみですっきりとした。
お話。お人好しの探偵・城之内（長戸）。掃除夫？な謎の男（清水）の突っ込みにも
めげず、なんでも引き受け。浮気調査はいいとして、恋心、自分、自信はどう探すの。
奇妙なバー、奇妙な依頼人と周囲の人々といつしか意気投合。淋しい気持ちの
人達を結びつけようと一計案じる、城之内。そうしてる自分は？、えっ。醒めての場面
は病院。探偵は自閉な患者。治療をあきらめる周囲に１人掃除夫役だった医師だけ
は治療への決意表明をするのだった。
うーん、８０年代なお芝居のテンプレート。にスラップスティック笑いと心地よさ
もたらす、テンポよい展開。と長戸さんのシャイ（戸惑い？）な微笑みのハート
ウォーム。すっとこどっこいなやりとりの笑いの内、孤独〜出会いにちとしんみり。
アンサンブルに重きあり。主役２人の役者芝居が少ないのはいいやら悪いやら。
あえて回顧なスタイルなのかしらん？、もろにやられるとなんかこまっちゃう。
ラスト精神世界のゲーム（治療）は復活する。その暖かで切ない感触にしんみり
させられて、よけいに戸惑いねこ。
清水さん。冒頭など、随所で切れが冴え○。長戸さん、男のかわいさあり。他の芝居
みたし。FUKUSHIN!さん。腰が座ってて○。更家しのぶさん。８等身、超スレンダー。
なぜにロシア国立キーロフバレエ団〜ミスワールド日本代表な方がここに？。
余裕ないけど、真摯な演技には好感ねこ。