伊藤キム+輝く未来 スタジオパフォーマンス
「伊藤キム、またやりにげ」
＠神楽坂 セッションハウス (1999/8/6-8 3ステージ)
全自由前売り1800 当日2000
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/3773/index.html
照明：若尾美穂 音響：鈴木菜穂子 企画･制作：ハイウッド
1999/8/7(土)晴・猛暑 7:40-9:10PM(休10) 後方より 客席満員(70人)
客層：20才代中心に幅広く。男女半々。
客入れ：前方ベンチ、後方背もたれ椅子のいつもの配置。段差と千鳥配置で
観やすし。適時誘導あり、ぎりぎり入場ねこもok。パンフは折込のみ。物販なし。
初見のカンパニー。伊藤キムは'96バニョレ国際振付賞をとってるそう。
舞台。素舞台。照明はシャープに真横、暖色に上方からとか。
・「コンデンス・ミルク」（10分）振付・出演：尾連理帆
クリーム上下のダンサー。痛々しく体を前屈、引き上げたり。手を前に差し伸べ
噛まれたようにはっと引っ込め仕草。手をくねくねしたりに独特の動き。やがて
倒れ伏して・・。
長躯ですらりとした方。柔らかい音楽に終始緊張を漂わせて。
＜休憩１０＞
・「線・回転」（20分） 構成・演出：伊藤キム 振付：伊藤キム＋輝く未来
出演：白井剛、長井江里奈、森下真樹
女性ソロ。手を中心に、まるで別の生き物のようにくねくね。３人のユニゾンも
同様の動き。２対１として、孤独を伺わせたり。ずーと、自分の顔や体をまさぐる
ようにしての動き。
同様傾向の展開が続くので、ちと退屈。辛い睡眠不足ねこ。
・「抱きしめたい」（40分） 構成・演出：伊藤キム 振付：伊藤キム＋輝＜未来
出演：遠田誠、太田博久、岡本真理子、尾越理帆、白井剛、長井江里奈、
前田紀和、森下真樹、伊藤キム
休憩時間中から、アイパッチした伊藤が準備運動な動き。ダンスつうより肉体訓練。
やがて、雨音のＳＥ。男女登場、雑踏を行き交うようにうろうろ、しだい加速。
２人ペアになって、依存するような関係ダンス。やがて、男性に女性がダイブして
抱きつく動きをずーと、反復。激しい動きが収まると、一組の男女が取り残され、
優しげにいたわり会うようにして抱擁。
肉体の痛みを即物的に表現な、解体社を髣髴のパフォーマンス。きりきりした切実さ
の中、立ち現われる和らぎが印象的。スピーディなかけ周り、細かな手の動き、
まさぐりなど見せる内省な表情。終始、真摯に緊張感を保って表現。見る側の集中
を強いるとこあり。体調いまいちねこは疲れて申し訳ない状態。
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