伊奈かっぺいライブ「ほんとだってば!!」
＠渋谷 ジァン・ジァン (1999/9/17-19 5ステージ) 全自由前売り当日共2800
出演：伊奈かっぺい
1999/9/19(日）曇 7:10-8:55PM(1'45) 後方より 客席８割(100人)
客層：おじさんおばさん中心にとりどり。親子できてるとかアットホームに。
客入れ：日曜ソワレとあって空席あり（昼は超満員だったとか）。本、ビデオ
ＣＤいろいろ物販、終演後、手に取る人多し。
青森放送勤務に留まらず、執筆、コンサート、そしてトークと何足もの草鞋を
履く伊奈かっぺい。年１度１０年目のジァンジァンでのトークショー。も劇場
閉館に伴い、来年２月のスペシャル版が最終。残念ねこ。
茶飲み話ないろいろ。都会の人がしらないことを、ウソとまことを取り混ぜて
話題にする今年。冗談まじりの自己紹介でしっかりお客を掴んで、本編？開始。
といってもお茶の間延長、しゃれやオチをしっかりつけて遊ぶ、心配りサービス
精神が○。結構、「役に立たなくて可笑しいねた」が多くて、会社会話とか役に
たちそうのが○。
キレイ事じゃない、役に立つ言葉書いた色紙（イラスト付き）オークションあり。
たとえば「ばれて元々」^^;とか。お客が渋くて、なかなか値が上がらないのが
可笑しかったねこ。最後は「津軽弁の日」受賞作品の朗読。早口の津軽弁、
いっていることの１／３は？？。でもリズムな味わい味あって○。
今日のねた
１最終日、４回もリハーサル、今回が本番です。ジァンジァンのライブ。よくわか
らなかった初舞台の役・盲目の弁士。メルパルクでのライブ。２３枚、トークＣＤ
だしてる。横浜アリーナ満員ライブ（といっても）あそこには小劇場がある。これ
は詐欺？。なんでＣＤというか、昔のレコードにはＡ，Ｂ面があって次はＣ・・。
口ばっかりですから、保険かけたいくらい。サラリーマンは楽、会社で休める。
土曜の永六助さんのラジオにゲスト出演（それを聞いてきたお客が１０人ほど）
２さて。都会の人が見たこと無い話があるのではないか、が今回のそもそも。テレビ
撮影の合間に一服してた時、タバコの先にとんぼが。さすが熱いのでさっとタッチ
アンドゴー、耳元で「あっちー」といったとか。おいおいと笑う客席にホントなんだ
からみんな知らないんだから。とそんなことが他にもあるんじゃないか、紹介しよう
が今回趣旨。その前に恒例、客席リサーチ。話しのレベルを決めるためとか。
出身地、青森が３人。津軽地方と犬猿の中な南部地方出身者じゃないので安堵。
とたん、南部のことで言いたい放題。ほかの出身地にちなんで当人と会話。秋田の
お客に大曲の人あり。見本市な位置付けの花火大会、半端じゃない凄さのこととか。
使う津軽弁に３段階、松竹梅とある。松となると原住民も容易にはわからない
レベル。今回は梅でゆくことに。
３トラは皮を残し、人は名を残す。キューリー夫人とかね、と駄洒落を交えつつ。
去年ねたにした新築の自宅。広大な庭に「四葉のクローバ」植えた。青森では三葉
のほうが珍しい。バイオのニワトリは４本足。左後ろが美味い。ケンタッキーでも
指定して注文するといい。新鮮なほど美味い、馬刺し。馬にファスナーをつければ
いつでも新しいのが食べられる。自然治癒能力で馬はＯＫ（おいおい）。さんない
丸山遺跡（だっけ）から蓮根の穴あけ機が出土。汁を良く沁みらせるため、古代人
の知恵。ニワトリの卵。たまごを出るところに口金をつけて形を変えることを試験
している。ホイップクリームの原理。バラの形のたまごとか（これはありそうな話に
聞こえたねこ。）。水っぽい都会の牛乳（オチ忘れたねこ）。アダムとイブの股間の
無花果はどうやってついているのか。マジックテープの原理、実際無花果の葉の
表面は、マジックテープと一緒に円環状。りんごの皮はナイフが無いと剥けない
そこで青森特産のにんにくと掛け合わせたのを造ろうとしている。中で別れていて
手で皮が剥ける。おーいと笑う周囲に、言葉だけじゃなく体験することが大事と。
都会の人達は農家の大変さを知らずに、野菜を食べている。感謝の気持ちは
忘れないようにしたい。大根掘るのは大変。一番大変なのは、角こんにゃく、いや
糸こんにゃくのがもっと。タバコの葉は裏返すと銘柄がわかる、これはハイライトとか。
ホップの実は高いところにできる、だから木にステップがついている。収穫はホップ
、ステップ・・（これは、自分で言って呆れるかっぺい氏）。植林、杉は成長が
早いが柔らかくて酒樽くらいしか使えない。そこで合板が育つ木を植林しようとし
ている。りんごは日焼けしないように、まわしてあげる。白いのはその子りんごと
して売り出す！？。トマトは上下に裏返すが大丈夫（回文）。雪の降る夜は静か。
音が気泡に吸収されるから、でも春になる溶けるとうるさくて。青森にもばかは住
んでいる。住むといえば、都会は人が住むところじゃないが、地方は人が住めた
もんじゃないということを言った人がいる。寿司屋で気取るやつ。みどり頂戴、
お客サン、それはむらさきのことですか。ホントにいたんだって。
４著作本の紹介。９０分で読めるシリーズ、世界一？短い小説（タイトルがやたら
長い）とか。色紙のオークション。原価１２６円。飾った言葉じゃなく、役に立つ
言葉を書くことにしている。「死ぬ気でがんばれば、死ぬぞ」(２０００円。実は
ダンボールに書いたのだったので、タダであげる）。「ばれて元々」（９８０円）
渋谷はこんなば か」（厚底サンダルのコギャルの絵。これはまずいかな、と
ばとかの間に「っ」をいれて、「ばっか」に訂正）（タダであげる、お返しと花束を
もらう。うーん、漬物にでもするか、ホンとは肉の方がいいんだけどと）。
協会の下でいいのかなと「なんだかんだ言ったって、神も仏も金を貸しては
くれない」（マダムな装いの女性がピン札３０００円で。なんかふさわしい人にと
コメント）。「この世に嫌いな人はいない あいつとあいつを除いては」（５０００円も
値がつく、悪いからと１０００円おつり。これでお土産を沢山、その前に呑んじゃう
かも。）「ちょいと命の洗濯をしたつもりだったのに その後干されてままの人生」
（うひーと場内。１９３８円、千円でいいとおじさんに）。額入り（１８２０円）
のやつで、むだはむだ・・明日できることは今日しないという意味の長い文章の。
（この集大成な色紙には、１００００円の値段だったかな、ついたの。）
５普段青森でどんな仕事をしているか。放送局でＣＭのプランと原稿を書いている。
英語学校と警察本部の銃器取締りＣＭ。６０秒コマーシャルの原稿を朗読。一捻り
の内容がわかりやすく、結構鋭いところ。銃器ではおでんの「がんもどき」はいいが
、ゆるされない「がんもどき」は×とか。
６12/23は津軽弁の日。過去の優秀作を紹介。自分のおばあさんの年齢がわからない。
近所の世間話で誰それが誰より年上と、ばあさま達がしゃべっているが、なにが
どうなって、結局誰が何歳なのか？？。とか。
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