おにぎりスキッパーズ 〈最終公演 みまもり刑事シリーズ〉「DUNK」
＠下北沢 OFFOFFシアター(1999/12/21-1/6 19ステージ)
全自由前売り2500当日2800
作・演出：三島裕 ドリフストーリー：岩船俊夫 照明：岡野昌代 照明：福井理恵
照明オベ：阿部由紀子 ヘアメイク：島小夏、新井美香[アトリエちょいん]
衣裳：おにぎリスキッバーズ 宣伝物デザイン：澤秀樹
制作：根岸久実子、大壕麻薬子
出演：
・[みまもり刑事（警視庁捜査５課）]
斉藤剛 ：うらなり（警部補 うんちく手帳愛好家）
吉岡栄実子：課長・花霧真由美（警部 女でか長）
和田さとし：よこわけ（巡査長 髪型が変わると変身する）
森実紀子 ：ポケモン（少年警察隊 小学生刑事）
吉江常雄 ：ひもパン（巡査 とっちゃん坊や）
三島佳代 ：ちぢれげ（海外研修員 日本語が得意な黒人）
川倉正一 ：山さん（指導員） 映像だけ登場
橋本俊一 ：早乙女朝一（巡査 新入り）
・[警視庁公安部]
川屋せっちん：薮（理事官 みまもり刑事を目の敵にしてる）
・[新宿署刑事課２係]
いちえ莉紗：夕凪沙織（警部 新任係長）
斉藤勉 ：上条照夫（警部補 警視庁捜査一課から所轄署に転属）
・[なぞの２人組]
右田晃 ：ホセ山岡（自覚のないコスプレマニア。健一の相棒）
前田光成 ：健一 （銀行強盗志望）
・[さらになぞの２人組]
竹井秀次 ：内藤（バーチャルブティック店長）
細井麻貴 ：昼顔（マダム）
・[日替わり刑事]
＊太田春彦：ウクレレ（ホノルル警察 陽気なハワイアン）
CHAM ：ダイアナ（ロンドン警察 極悪なブリタニアン）
1999/12/24(金)晴れ 7:35ｰ9:25PM(1'50) 中段より 客席９割(50人)
客層：整理券なし、三々五々と埋まる客席。20才代女性８割。普通の善男善女な
印象。客席誘導随時。３、４列が見易い、開演まであと何分と２、３回アナウンス。
親切。イブ企画として終演後、チケット番号で抽選会。非売品ビデオとメッセージ
付生写真プレ。ビデオ、もらったねこ、ありがとうございました。
舞台。素。椅子なボックスやら（役者も家具になる設定）を持ち込み式。
お話。新宿。各所で銀行強盗未遂事件、勃発。なんもとらずに謎めきなポストカード
凶器やらを置き去っていく不可思議事件。愉快犯？。新宿署に左遷の刑事が
捜査担当に。なんか、とほほんとする敏腕な彼。その刑事を心配げに見つめる目
あり。捜査の影にかれらありと、極秘に知られた・みまもり刑事達。逮捕権なし、
ただ見守るだけの「精鋭部隊」。やがて、べたに銀行強盗を企む男、謎のコスプレ
ショップが捜査線上に浮かぶ、が愉快犯の実像は謎。果たして事件の、彼らの
目的は、なんなのかなあ〜。
マンガな楽しさ（ほろりあり）。おとぼけギャグキャラ、細かいこと抜きで、細かく
ガジェット笑いをつけるお約束進行。とんまなおかしさはドリフコント世界。
わかりやすくて、家族連れでも安心。「見守る」だけ刑事達の悪意無き笑いには
真心が裏打ち（ちとこっぱずかしいねこ）。誰かのために何をかな、善き時代の
名残あり。こういうのもたまにはいいかな、と和むねこ（醒めて観ちゃだめよん。）
役者。右田さん。へんてこ一途な心がけにギャグ魂あり（ちと大げさ）。他は配役を
参照。くすくす笑いな程良い役造り、媚びない演出に好感ねこ。
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