第６回 石原正一ショー「釣りチキなみえ」
＠大阪 扇町ミュージアムスクエア(2000/12/29-30 3ステージ)
全自由 前売2,500円 当日3,000円
作・演出： 石原正一 舞台監督：久保克司 照明：柴田寛司 音響効果：児島塁
美術：橋本尚子 小道具：楯佳代子 衣装：井元真利愛
宣伝美術・イラスト：たてかよこ 製作：石原正一ショー
出演：（登場順）
小椋あずき[劇団そとばこまち]：波立なみえ（天才釣り少女）
園本桂子 [劇団そとばこまち]：佐々木あみ（なみえ友達）
安井博美 [劇団そとばこまち]：海原まりん（なみえの才能を見いだした人）
バカボン [遊気舎] ：波立あゆみ（なみえ妹）
今仲ひろし[立身出世劇場] ：波立波平（なみえ祖父）
林真也 [遊気舎] ：大文字サトル（釣りキチ、なみえライバル）
小笠原将人[劇団そとばこまち]：ハカセ（なみえの家に下宿中） エルニンジャ ：本人
後藤英樹 [劇団そとばこまち]：アムロ・レイ（そのまんまキャラ）
うべん [遊気舎] ：波立ますえ（なみえ祖母）
川下大洋 [piper] ：ブロディ警部（インターポール）
曽木亜古弥[劇団そとばこまち]：ミカヅキ（釣り大会運営チーフ）
西村頼子 [劇団そとばこまち]：モトコ夫人（大会主宰者、実は怪魚妖怪）
久保田浩 [遊気舎] ：鮎川魚紳（ぎょしん、まりんと訳あり）
日吉千栄 [劇団そとばこまち]：由紀さおり（そのまんまキャラ）
松矢一平 ：鈴木（釣りキチ 釣りばか日記 キャラ）
石原正一 [石原正一ショー] ：浜崎（釣りキチ 釣りばか日記 キャラ）
三上剛 [１９９Ｑ太陽族] ：やすお（訳ありの釣りキチ） 中西邦子 [劇団そとばこまち]：アマゾニア
まついきよし[遊気舎] ：シャア・アズナブル
久野麻子 ：シレーヌ
都木淳平 [NEXT] ：老人
内田あんこ ：人魚
松井悠理（子供） ：人魚
藤原孝一 [劇団そとばこまち]：エンゾ（ダイバー）
千田訓子 [リリパット・ アーミー]：桃子（大型トラック運転手）
ゲスト：
坂口修一[T∀NTRYTHM]：秘密キャラ なみえの死んだはずの漁師・父
コング桑田、わかぎえふ[リリパットアーミー]：魚キャラ
楠見薫[遊気舎]：秘密キャラ 鈴木社長（釣りばか日記）の本物
2000/12/29(金)晴 7:05-9:10PM(2'00) 前方より 客席超満員(200人)
客層：20歳代女性中心に老若男女。特定役者のコアなファンぽつぽつ。
客入れ：ぴあと劇団チケットに分かれて、整然と整列入場。荷物預かり積極的、
複数人で応対てきぱき。折り込みパンフ。配役中心に墨書書き。物販。限定
カレンダー(300?円）。桟敷４列、後方ベンチと椅子。当日券客ぞくぞく対応に
よいしょ詰め、三回。見切れる入り口側にも増席して一杯一杯。混むので荷物
コートは預けた方が○。
関西小劇場界の年末締めくくり定番？！、石原正一ショー。そとばこまち、遊気舎
俳優ら実力俳優のごみ芝居に惹かれて、今年もいくねこ。
舞台。中央舵に魚模様、両側に海原に弁財天？が釣り糸たれてる、ポップな絵柄。
お話。まだ少女なれど、村一番の凄腕釣り師・なみえ。訳ありげ女・まりんは一目で
彼女の才能を見いだし、入れ込むのだった。周囲の心配、期待を胸に世界釣り大会
(IFGP）へ参加するなみえ。並みいる強豪（変態？）との壮絶な釣りバトル。そして
大会に隠された邪悪な陰謀、闘いの中の恋と、あれこれありの「釣りコメディ」
全編パロパロの物語とキャラ。巧いことしてるキャスティング、台詞抜けてもめげ
ない怒濤の勢い、でまあ楽しいお祭り公演。気を許してるファンなお客も暖かく、
乗りがよくて○。肝心？のバトルシーンがもひとつとか、ギャグはわかるけど、
キャラの絡まりと必然性がなさすぎとか、不満あり。でも、楽しいから○。来年に
期待したいねこ。
役者。小椋あずき。らしい、はじけぶりがかわいい。林真也。たしかにバンド系の
ルックス、さらりと二枚目半好演。久保田浩。台詞いれてください、面白いけど。
藤原孝一、千田訓子。男気に渋くきめ。坂口修一。マッチョな体に白ふんどしが
似合い過ぎ。楠見薫。だれかと思ったじじいぶりが○。
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