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＠大阪梅田 よしもとrise-1シアター(2002/6/15-16 4ステージ)
http://www.yoshimoto.co.jp/rise-1/
全自由 前売2300円 当日2500円 高校生以下 前売2000円 当日2200円
脚本・演出：オカモト國ヒコ[エビス堂大交響楽団]
演出補助：表 雄一郎[劇団満遊戯賊] 舞台監督：武吉 浩二[STAFF空海]
照明：岸田 緑[SFC] 音響：児島 塁[T&Crew]
衣装：植田昇明[シアターシンクタンク万化] 小道具：金 哲義[劇団メイ]
映像：九多田椎[電凸電] 宣伝デザイン：佃井友美
制作：宮内敬輔、宮崎みどり 共同プロデュース：よしもとrise-1シアター
プロデューサー：オカモト國ヒコ[エビス堂大交響楽団]
公式ＨＰ： http://antena-theater.com/
出演；（役柄別途掲載）
梅本真里恵[売込隊ビーム] ：マリールー
晴田 海 [劇団満遊戯賊] ：ココ・ナッツビー
山本 操 [エビス堂大交響楽団]：サキ・プロトライト、ニニー・ペペ
田所草子 [T∀NTRYTHM] ：タナマ・ママンガほか
市川晃次 ：メモダ・ケララッソほか
植田浩輔 [エビス堂大交響楽団]：ピノシダ・オリール、カシュー
木内義一 [Theater@Men's Works] ：カジモ・トレカクレほか
山根基嗣 [camp.06] ：リバシタ・モモロほか
徳永建治 [劇団満遊戯賊] ：ポーポル・ポルポルポほか
2002/6/15(土）晴 7:04-9:18PM(2'14) 後方より 客席満員（200人）
客層：20歳代前半中心、女性過半数。
客入れ：開場開演45分前。結構早めに埋まり。前側好きは早め入場が○。
空席確認と誘導あり、1回上手詰めあり。折り込みパンフ。A4 4ページ。
挨拶。写真付き役者紹介。スタッフ。予定。物販。未確認。
アニメな娯楽性と勢いのあるエンタメで人気のエビス堂大交響楽団主宰による、
企画ユニット第一弾。役者が椅子に座って会話する、という彼にしては異色作、
とか。
舞台。素舞台に椅子とか持ち込み式。中央、四角板敷きがメイン舞台。
お話。自然児のマリールーは、美人と羨望のココ・ナッツビーにぴんときて、ついて
いくことに。ココの未来のためと勝手に思いこみ、知的障害の弟を分かとうと奮闘。
図らずも死に至らしめて、ココの絶望に悲しんだりとあれこれ。言い寄る男を振り
きり、立ち直ったココは小説家の夢とちょっと違うけど、新進のＴＶ女優で順風満帆
と思いきや、世界恐慌ですべてパー。ココのため、マリーはがんばるけど、全然
分かってもらえない。それが世界の真実ってことを知るマリーだけど、自分が
犬だってことはまだ分からないみたいで。
泣きのモチーフ○、未整理の舞台▽。すっきりせず、長さが気になっちゃって困った
ねこ。有為転変の物語にのせて、マリー、ココ、作家など、それぞれの心中あれこれ
個々エピソードを連ねて群像劇風。ちょっと欲張り過ぎか、マリーについては焦点
ぼけた印象。イノセンスな不思議少女マリーが犬と明かされた後も、ぼやけた扱い
変わらず。マリー視点のせいか、とんまな人間にしか見えず。犬故の悲しさ、不明。
終盤、人間の視点に転じ、吠え立てるだけで、わかってもらえないマリー場面とか
○なれど。刈り込んで、かつマリー比重を増してはどうかしら。