＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2003/6/4-8 4ステージ）
http://www.letre.co.jp/agora/index.html
予約・当日とも 一般1500円 学生1000円
「見えない木」とのセット券 一般3000円 学生2500円
演出：前田司郎［五反田団］ 照明：岩城保 舞台美術：杉山至×突貫屋
演出助手：福士史麻 音響：緒方春英[ステージ・クルー] 音響協力：足立誠
宣伝美術：吉村麻衣子 制作：小口宏 主催：(有)アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
平成１５年度文化庁芸術拠点形成事業
あなんじゅぱす http://homepage3.nifty.com/unangepasse/
出演：
あなんじゅぱす（ひらたよーこ 只野展也）
スライド写真：田中流
2003/6/8(日)晴 6:01-7:15?PM(1'05？) 後方より 客席満員（90人）
客層：20-30才代中心に老若男女。概ね大人客席。女性過半数。
客入れ：整理番号順、10番づつ入場。通常の椅子席と違い、桟敷とアナウンスして、
普段より荷物預かり積極的。靴を入口脇の下駄箱にいれて入場。紺色ふかふかクッシ
ョンを、7段の雛壇に敷き詰めた客席。海原をイメージ、本当は寝込んでみてほしか
ったとか（演出意図を高山氏の前説で説明）。なかなか気持ちよし、ほかの劇団公演
でもしてほしいねこ(ポかリン記憶舎とか）。折り込みパンフ。A5 3ページ。あいさつ、
スタッフ紹介、予定掲載。高山広とのコラボレーション「見えない木」6/28-29
＠せんだい演劇工房10-BOX。ライブ。12/5＠仙台、12/6＠山形。
ほか、全曲歌詞カードつき。これは親切。物販。いろいろあり、詳細未確認。
青年団・女優・ひらたよーこ＋１のバンド。青年団チラシほかの写真家・田中流の
スライド投影とコラボ。演出は、五反田団・前田司郎。昨年７月初演作を再演。
舞台。上手にグランドピアノ、奥にシンセ、ベース。正面はスクリーン。
構成。叙情詩の数々（下記参照）にメロディをつけ、唄いあげる。全15曲ＭＣなし。
唄のイメージによる、街の風景写真を併せて、次々と投影。渋谷の雑踏にいる少女
（M5迷子）、江ノ電の車窓（M9夜の江ノ電）とか。
ことばを弾ませ、力強く、また寄り添うように優しく、メロディに乗せる。曲調は
スタンダード、転調も奇をてらわず。スムースで、耳に心地良い。ことばがくっきり
と伝わるのが、古風でいてエバーグリーン。ずっと好きになれる、そんな曲ばかり。
淡々としながら、独特の鮮やかさある写真。伴う、少しの寂寥感に味わいあり。
タイトルの「夜の江ノ電」。ちと辛口の評、でも愛情が伝わる歌詞。多視点の写真。
時速17kmの自転車な疾走感が○。ひらたさんオリジナル「ぽっかりと」。とぼとぼ
と、とほーに暮れた感じが○。ひらたさんはピアノを仲間のように弾く。語り合い、
一緒に声を上げ、手を繋いだり。そんな連帯感に好感ねこ。
M1「あけがたにくる人よ」永瀬清子
M2「歩くだけ」谷川俊太郎
M3「旅上」谷川俊太郎
M4「きみに」谷川俊太郎
M5「迷子」谷川俊太郎
M6「感触」Ａ・ランボー
M7「レクイエム」谷川俊太郎
M8「ロング・グットバイ」寺山修司
M9「夜の江ノ電」田村隆一
M10「ぽっかりと」ひらたよーこ
M11「満月」田村隆一
M12「あなた」
M13「東府中の踏切りで」松山龍彦
M14「キラキラヒカル」入沢康夫
M15「新しい荒野 アポロ11」谷川俊太郎
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