＠新宿 パークタワーホール(2004/12/3-5 4ステージ)
http://www.ozone.co.jp/parktowerhall/
全自由 前売3800円 当日4000円
作・振付・演出：井手茂太
舞台監督：大川裕 照明：斉藤茂男 音響：島猛 衣装：稲村朋子
宣伝美術：大本園子 制作：坪井香保里 企画・製作・主催：days
助成：(財)セゾン文化財団、日本芸術文化振興基金
出演
東さくら、金子あい、川村奈実、小山達也、斉藤美音子、佐藤亮介、
志小田綾子、菅尾なぎさ、中尾留美子、中村達哉、本橋弘子、依田朋子、佐伯新
2004/12/4(日)晴 2:05-3:09PM(1'02) 後方より 客席満員(200人)
客層：20才台〜中年層まで幅広く。女性過半数。
客入れ：整理券配布も列ばず、居合わせた人から入場。入口に全部関係者席ですと
断り書き（全自由)あり。会場に入ると全椅子の背もたれに「関係者席」とあり。
一瞬、座れる席がないと焦ったねこ。高低差ある雛壇に椅子席10列の通常配置。
見やすくて○。空席への案内随時あり。折り込みパンフ。A6 3ページ。グループ
と振付の紹介文掲載。折り方が斜めっているのは狙いかしらん。カーテンコール
2分3回。
久々の新作、おなじみのパークタワーにて
舞台。上手側に斜の置かれた舞台。壁と床は黒色、床に長手方向にトラックみたい
に等間隔ライン。天井からシャンデリアが２つ。
構成。コスプレ（和服、チアリーダ、事務員など）達の芝居めいたパートとおな
じみ乱調子の群舞パートが渾然一体。佐伯新さんがリーマン・キャラ、世間と家庭
で寂しさを紛らわすためか、しなくてもいいことをする物語が一本あり。
らしい最新作。不条理感前面の前作から原点帰還。関係性な芝居と群舞がちゃちゃ
を入れ合い進行。相互の絡みと独立パートの入れ替わりを繰り返し、大きな転調
変調はなし。粛々と流れるバッハ音楽に比して、とほほでずっこけな演技にくす
くす笑いねこ。振付はまさに乱調子。ちょっとしたステップや回転にも、我慢なら
ないのか、１点ずっこけが入り。ユニゾンが時々も、もひとつキレイには揃えて
おらず。主眼はずっこけ？。斉藤さんはキレイと変てこを両立、巧さが際だち。
出番が少ないのが不満ねこ。
主な構成 覚え書き
・和服女性が目をつむって、ぴょこぴょこ前進。どうもマークにぴったり行き着くの
が目的。男装の麗人風の審判が惜しい距離に憂い顔。警備員、応援リアリーダ、
伴走してすぐ飽きる男子学生とか、キャラが増えて、みなでぴょこ飛びとなり。
・和服女性と男子学生二人。なんか親密な男子達。場違いにスーツのリーマン。
夜のヒットスタジオのトークをじっと聞く。
・リーマン、家に帰ったのか脱衣、ステテコ。鳩時計などダンサー模し。ムーディに
照明が落ちて、リーマンが自慢ポーズで男を主張。靴下を脱いで、手袋代わりしる。
・女子バレーな子が挑戦的なポーズ。リーマンの妻なのか、腹ぼてポーズ。
・いままでのキャラ総動員で群舞など。リーマン家族がちゃぶ台を囲む、お茶の間
風景をみせておしまい。
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