＠新宿 パークタワーホール(2005/10/6-9 5ステージ）
http://www.ozone.co.jp/parktowerhall/
全自由 前売3500円 当日4000円
舞台監督：大川裕 照明デザイン：斉藤茂男 音響：島猛 衣装：稲村朋子
宣伝美術：坂巻裕一 制作：坪井香保里 企画・製作・主催：days
助成：(財)セゾン文化財団、日本芸術文化振興会舞台芸術振興事業
出演：
東さくら、金子あい、斉藤美音子、菅尾なぎさ、本橋弘子、小山達也、中村達哉、
金谷綾子、川村奈実、志小田綾子、中尾留美子、依田朋子、佐藤亮介、井手茂太
2005/10/9(日)曇|雨 3:12-4:29PM(1'17) 中央後方より 客席超満員（220人）
客層：20-30歳代の前半中心、男女半々。単独とグループ半々。
客入れ：1時間前ロビー会場、30分前整列順に入場(40人ほど)。ウナギの寝床な
横長舞台。座席も35程×6列。センターのがいいけど、往来演出なんでサイド席も
可。当日券16人ほど、階段ほか座り。折り込みパンフ。A4両面。写真(表)と名前
(裏)付きがうれしいところ。物販なし。 カーテンコール3回2分。
主宰・井手氏も久々登場の本公演。
舞台。横幅いっぱい、前後狭めのウナギの寝床。正面スクリーン、シルエットなど
投影。赤い床に楕円スポットが等間隔に点在。
構成。訳あり男女の関係性ダンス。ドイツ語ツインボーカルもいれた音楽、少数と
総員ダンス。訳あり男をマネキンに仕立てる無言劇。asachang巡礼音楽で総員ダンス
とか。
関係性ダンスと芝居、そして純ダンス増量でメリハリ。それぞれ濃くして満腹感
あり。冒頭含むとこあり関係性ダンスや、中盤の長い芝居パートの脱力感を、
スピーディで疾走感のある純ダンスが解消。ずっこけ忘れずの振りのこだわりが、
時折余分に思えるほどに、かっちりダンス。愉快さより爽快さが増してて、ふーん
ねこ。ドイツ語ツインヴォーカル、キュートで○。
主な構成覚え書き
・薄暗がり。カブスカウトな装い(全員)の訳あり男がとぼとぼと歩いてくる。訳あり
女が伺っている。
・3,4人でひとしきり踊り。
・暗がり。ぱたぱたと歩く、相手を転がす人たち。
・一転、赤い照明。アフリカンビート音楽。わくわく動物ランドと動物めき、時折
ゆったりと走り抜けるのはキリンの体？。なんちゃって中国語を稽古する一団。
その中も訳あり女は男を伺い。
・ドイツ語ツインヴォーカル。5人のユニゾン。すべるように。
・テクノ音楽。左右に往来。女2人が徒競走走り。往来して転ける。徒競走走り、
後ろ歩き。女２、男１〜7人が加わって踊り。男１がくると対抗戦となり、女5人
通しのユニゾン。
・訳あり女が笑いながら去る。
・訳あり男女をみつけ、ひゅーと冷やかす斉藤。どうにも男が気にあるらしい女は、
男をマネキンよろしくポーズつけ。スクリーンにはポーズをまねして遊ぶ男女の
シルエット。先生らしい井手がやってくる。先生の振り付けやアドバイスをメモる
女。なんか寂しいのか、そんな感じで井手と女は踊り、男は体育座りでみている。
・音楽が終わり、暗がり。女、さらに井手が去って、男１人取り残される。男を
さけるように総員往来〜疾走。男はじゃま、やがて男も走る。
・asachang巡礼音楽。倒れた女を二人で引き起こす。前1列〜円陣〜ほぐれて、ユニ
ゾンまじりに踊り。みな倒れる。
・ナトリウム灯でモノクローム、総員でゆっくりと歩き。音楽のアタック音が衝撃と
なって、次々倒れていく。 倒れた人々を一人ずつ介護しようとする女１。
ロンゲを首に巻いたり、まじめ顔で結構遊んだり、とんちんかなことをしたり。
おおかたは困り、要領を得ない女を、けが人が逆におんぶして運んだり。
・ドイツ語ツインヴォーカル。とりどり、足のステップを特徴に踊り。ユニゾンと
なって、ポーズをフリーズ。
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