＠吉祥寺 吉祥寺シアター(2009/3/13-15 4ステージ)
http://www.musashino-culture.or.jp
全自由 前売3000円 当日3500円 学生2800円
振付：輝く未来 舞台監督：原口佳子 照明：富山貴之 音響：牛川紀政
衣裳：斎藤絵美 宣伝美術：太田博久 制作：ハイウッド
プロデューサー：高樹光一郎、大沼美沙、土屋彩子 主催：輝く未来
協賛：TOYOTA創造空間プロジェクト 助成：日本芸術文化振興会 舞台芸術振興事業
協力：財団法人セゾン文化財団、(財)東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
出演：伊東歌織、伊藤キム、井上大輔、塩野入一代、新宅一平、平良麻由子、
美木マサオ、三輪亜希子、山下彩子、伊藤キム
2009/3/13(金)小雨 7:35-8:50PM(1'14)後方上手 客席ほぼ満員(170人)
客層：20-30才代女性7，8割、ほか幅広く。
客入れ：ひな壇10列の通常客席。折り込みいチラシそれなり。パンフ A5 3ページ
挨拶、プロフィール、アフターつっこんだトーク趣旨、予定。次回公演。来年3月
＠知立市文化会館、川﨑アートセンター。 物販なし。カーテンコール2回1分。
ワークショップの成果公演とか。
舞台。素舞台。床に木漏れ日照明とか、演出あり。
構成。ソロとデュオ、モブダンスのオムニバス。
1 パンツ一丁でソロ。日常ぶりで重力可変にストレスのマイムまじり。ゲルな
空気を歩き、また走り。下手から木偶な女子が倒れ込んでおろおろ。縦起こして
やがて大胆にタッチ。悶々と鼻息荒く。もう一人、また一人と現れて手に余る。
髪を掴んで引き起こしたり、悶絶、くるくる、あたふた。女子覚醒。
2 女子3、自分の顔やらまさぐり、倒れては立ち。床ダンス、壁際でマイムめき、
とりどりとユニゾン。ラテンリズム入り、激しくジャンプ。手の甲で顔をこする等
しぐさ混じりにユニゾン。
3 パンツ一丁に黒子衣裳が桜の枝を持ち、相対後ろ歩きの和服女子2。和事めいた
パロ動き。一転、ファンクな曲。和服の下からバレーボール女子選手。ユニゾンで
激しくヒップホップ。時々人形ぶり、重力を感じて歪む。男4が登場して様子を伺う。
4 パンツ一丁の男4。辺りをうかがいながら中央へ。倒れて、1人だけバタバタと
お～と奇声がやがて疑問形。ユニゾンで走る、とりどりにポーズでフリーズ。
1人がマネキンな彼らにポージング、体をなでたりしていじくり倒す。覚醒後、
ぐだぐだになる4人。
5 プロコフィエフ？な協奏曲。全員で駆け回り。ゆっくりとポーズ、回転、倒れて
モブダンス。コケティッシュな女子1と男子6。立っては倒れ。時々は虫類。
6 シンホニックな協奏曲。伊藤キムと女子1、木漏れ日な平行する道をゆったりと
歩む。立ち、歪み、時々ユニゾン。平行する道が消えて、一面。キムは退場。
女子が残り、空を仰ぎ見る。無音、暗転。
概念やメソッドはおいて、まずは身体真剣勝負。逃げ場のない舞台、若いダンサー
達の潔く踊る姿が清清しいねこ。一貫したストーリーや構成はなし。時々会話を
交わすように反応しながら、マイムに芝居めいた動きをいれつのコンテンポラリー
ダンス。そこらや振付と動き三昧なところは、イデビアン・クルーにも似たタッチ
ありの面白さ。音楽もさまざまに、まさに乗りよく動き。ラストの近しくも交わら
ない距離感と、緩やか穏やかなマイペースな振りのデュオが心地良い後味を残して
○。
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