＠新宿 紀伊國屋ホール(2009/12/2-7 8ステージ)
http：//www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall2index.html
全指定 前売3800円 当日4000円
＠大阪 HEP HALL 12/17-20 5ステージ
＠福岡 西鉄ホール 12/22-23 2ステージ
脚本・演出：前川知大 美術：土岐研一 照明：松本大介（enjin-light）
音楽：安東克人 音響：鏑木知宏 衣裳：今村あずさ 演出助手：石内エイコ
舞台監督：谷澤拓已 演出部：宇野圭一、棚瀬巧、渡邉亜沙子 ヘアメイク：前原大祐
映像制作：原口貴光 宣伝美術：末吉亮 宣伝写真：渡辺マコト
制作：中島隆裕、吉田直美
助成：平成 21年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)
稽古場助成：財団法人セソン文化財団 主催：イキウメ、エッチビイ株式会社
出演：
窪田道聡 ：竹男（タケオ）、七節（ナナフシ）
板垣雄亮 ：伽那蔵（カナクラ）
森下創 ：太鼓打（タイコウチ）
有川マコト ：日暮（ヒグラシ）
盛隆二 ：梅沢鉄彦
岩本幸子 ：梅沢郁子
浜田信也 ：矢口久作
伊勢佳世 ：持田喜美
2009/12/7(月)晴 7：06-8：55PM（1'49）前方上手 客席ほぼ満員（400人）
客層：20-30才代中心、女性7割。
客入れ：サイドに空席ぽつぽつ。折り込みチラシ厚め ビニール袋入、鉛筆付き。
パンフ B5 3ページ。挨拶、座敷童と仲良しになる方法、写真付き配役、スタッフ。
次回公演。2/16-28 2人芝居 岡田利規作「二人の高利貸しの21世紀」＠キッドアイ
ラック・アートホール。 5/8-23 本公演＠赤坂RED/THEATER。物販。公演ビデオ。
カーテンコール2回だっけ1分。
外部提供も増えてきた前川知大。食わず者嫌いな劇団(名)最新本公演。
舞台。そっけない川阿岸堤防。後方上がって階段、あと柵。調度は持ち込み式、
家屋リビング、アパート、ファミレスとそういうことで切り替え。
お話。座敷童子って、中年だけど。成仏できないとか、ちゃんと死ねなかった連中が
ヤモリと称して家庭訪問。家族在住でお茶をご馳走してくれたら契約成立、家族以外
には見えない童子として定住。なんもしないけどいいことある？な、お守りと化す。
そんな彼らのところにふらりと青年現れ、見習いとなり。周囲は体験談を語って、
聞かせるのだが、縁は異な者で。
割り切れない幸福の多義、曖昧さを、不可思議な物語にくっきりと描き出す。感情に
溺れず、理屈に走らず、その謎を謎として自然に物語ってて、なるほろねこ。童子が
関わる物語りは意外な展開をしながら、かちっと伏線を拾い、繋げて見事。生と死が
等価な世界観は独特、軽妙に連ねてみせるユニークさは健在。口は悪くとも、嫌な気
にさせない、切実さがおかしみになったりする、役者芝居も同様で、面白いねこ。
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