＠中野 テレプシコール(2010/7/16-18 5ステージ)
全自由 前売2300円 当日2500円 学生1500円
作：大竹野正典[くじら企画] 演出：土屋良太
舞台監督：金安凌平 照明：宮野和夫 音響：吉岡恵利子 宣伝美術：鳥井和昌
企画制作：おふぃす３○○、鳥ノ巣企画
出演：
土屋良太：登山者１（加藤文太郎）
吉田裕貴：登山者２（吉田登美久）
2010/7/16(金)晴 7:31-8:56PM(1'24)最前方中央 客席満員(50人)
客層：中年層と20-30歳代女性。男女半々。関西遠征組結構。役者さん達が声で目立ち。
客入れ：整理番号付きチケット、開場時で5，6人。靴を脱いで、ひな壇に座蒲団5列の
通常客席。中央よりが○、前なり後ろなりでそれぞれ楽しめるはず。奥詰め誘導あり。
折り込みチラシ少々。パンフ A4 3ページ。挨拶、プロフィール、用語解説。物販無し。
終演後、大竹野夫人もいれて初日乾杯あり。カーテンコール1回1分。力強い拍手が続き。
戯曲を読んで感銘をうけたという土屋良太氏の企画上演。くじら企画は未見とか。
舞台。中央平台。黒い幕が後方に立ち上がり。左右に腰掛けられる岩。雪渓を
イメージしたビニール辺がそこここ。
お話。昭和初期に活躍した単独行登山者・加藤文太郎。吉田登美久との槍ヶ岳
北鎌尾根で帰らぬ人となる遭難に関する二人芝居。
孤独な２人の饒舌な対話劇を、真正面からしっかりと描く。2人、孤独故に考えず
にはいられない。山と人間を巡って溢れる言葉、その痛みと喜びがダイレクトに
伝わり。登山など知らぬけど、2人を通じて美しさと恐ろしさがリアルに感じられ、
引き込まれみるねこ。ラスト、変えるべき家へと心馳せる場面には感涙。くじら企画
の役者よりすらっとスマート、味噌と醤油の違いと言うか、も興味をもって楽しむねこ。
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