＠新宿三丁目 SPACE雑遊(2011/3/17-23 8ステージ)
http://www.zatsuyu.com/
前売 指定席3800円 当日自由3800円
＠川崎市アートセンターアルテリオ小劇場 3/26-27 2ステージ
作：松田正隆[マレビトの会] 演出：高瀬久男[文学座]
美術：島 次郎 舞台監督：金安凌平 照明：沢田祐二 音響：藤田赤目
音響操作：常田千晴 衣装：前田文子 制作：中野良恵、河合千佳・小島寛大
［川崎市アートセンター］ 記録：齋藤耕路 宣伝美術：松吉太郎
宣伝写真：五十嵐和則 協力：太田篤哉・望月印刷株式会社
企画：アル☆カンパニー・川崎市アートセンター
出演：
平田 満、井上加奈子
2011/3/21(月祝)雨 2:05-3:24PM(1'18)正面前方 客席満員(80人)
客層：中年層中心の大人客席、男女半々。
客入れ：今回は自由席はなし？。正面パイプ椅子5列、サイド3列。誘導かならず
あり。早め入場が吉。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。挨拶、プロフィール
予定。次回公演。レパートリー公演 7/21-26「ゆすり」＠スズナリ 9/10-19「罪」
＠SPACE雑遊 物販なし。カーテンコール1回1分。これからもいろいろあるでしょう
けどと挨拶。
気鋭作家による書き下ろしシリーズ最終は、スケジュールの都合で最後になったと
いう松田正隆作品。近年は前衛演劇が続く、松田氏がどんなと興味津々ねこ。
舞台。朱色がかった砂原に小さなベンチ。下手にテーブルと椅子。
お話。中東らしい港町、異国を旅する俳優夫婦。妻はＴＶでも名売れたわき役女優、
夫は地道な舞台俳優。舞台上で突然台詞がでなくなった妻を慰労するのも旅の目的の
ようだ。
交錯する現在と過去語り、不確かな中確かに流れる夫婦の機微、温かさがしみじみと
沁み。それぞれのモノローグとダイアローグで構成。同じ事柄を話しても、記憶と
今観ていることも微妙にずれている。その不安と緊張をユーモアとペーソスに転じて
、心地よい場とし。演じるということ、追想でしか語れない現在のことなど、テーマ
は深いけど、難解さは感じさせず。松田正隆最新作を、確かなこの2人で安心して
味わうねこ。
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