＠大阪 ABCホール(2011/5/13-15 4ステージ）
http://asahi.co.jp/abchall/
全指定 前売3000円 当日3300円 14(土)11：00と15：00は学生割引対象
前売2300円 当日2500円
＠「劇」小劇場 4/21-24 6ステージ
作・演出：横山拓也 舞台監督：武吉浩二(ＣＱ) 舞台美術製作：永易健介
舞台美術デザイン：清花也 音響：佐藤真弓 照明：葛西健一(GEKKEN staffroom)
宣伝美術：下元浩人(81)、御船義人(81) 写真：堀川高志（kutowans studio）
衣装協力：植田昇明 制作：笠原希（righteye）
出演：
山田かつろう ：安藤（巻き込まれ優柔不断男）
宮都謹次 ：犬島（安藤 学生友人で共犯）
三谷恭子（小山茜）：永山（販売員先輩）
津留崎夏子［ブルドッキングヘッドロック］：溝口（販売員後輩）
行澤孝［劇団赤鬼］：間島（チンピラ）
杉森大祐 ：鎮西（チンピラ 間島舎弟）
竹田桃子 ：ヨーコ（安藤を逆ナンパ）
平地恵 ：宇田（安藤彼女）
草野憲大 ：店員（ファミレス）
辻るりこ ：中学生
2011/5/14(土)晴 11:04-12;53(1'45)中段中央 客席6割（200人）
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：午前公演も結構埋まり。折り込みチラシそれなり、ビニール袋入り。
パンフ A5 3ページ 長めの挨拶、配役、スタッフ、予定。横山さん多作だなあ。
物販。パンフ Ｂ５ 1000円。ポスター500円。ガチャガチャあり。
カーテンコール1回3分。公演終了後、300秒ショーあり（入場料100円）宮都さんの
トークだった模様（未見）
結構東京にきてくれたのに、ねこは大阪ばかりでみてる彼らの一休み前公演。
舞台。リアル軽トラックがまるごと1台。猫の額な、しかも2階にある「劇」小劇場
(ABCも上階）で鎮座してるのをみてみたかったねこ。盆にのって回ったりして、
まあすごい。
お話。タイヤパンクが頻発、殺傷事件の噂も起き、ちょっと不穏な状況な町。
学生時代、ヤクザの下働きをしたのが運の尽き、裏社会に巻き込まれようとして
いる男。さらに行きずりの女を抱いたことが彼女にばれて、地獄の責め苦を味わう。
もめているところに、営業車をパンクさせられた販売員女性達やチンピラ達が絡んで
混乱に拍車をかける。
シニカルでブラック、笑えないのに笑っちゃう、泥沼万歳地獄行きシチュエーション
コメディ。ＫＹというか、自分勝手な奴らの言動、噛み合わない会話のナンセンスな
おかしみがブラックに染まっていく怖面白さ。点と線を繋げ、モザイクを晴れていく
サスペンスフルな展開の巧さ。救いのない陰惨な展開をしてもなお、笑いが絶えず、
むしろ心地良いという不思議な魔力。テンポ上等、アンサンブル良好な、関西ネイ
ティブ役者の技が冴える一幕。
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