＠大阪・中崎町common cafe（2011/5/14-15 4ステージ）
http://www.talkin-about.com/cafelog/
全自由 前売2800円 当日3000円 ＋１ドリンク500円
脚本：山崎彬［悪い芝居］ 演出：石原正一［石原正一ショー］
舞台監督：久保克司 照明：加藤直子
音響効果：皃島塁 衣装：金崎めぐみ 小道具：島田麗子
宣伝美術：チャーハン・ラモーン 写真：かつらかづみ 舞台記録：森達行
制作：根岸ゆか里、松村牧子 企画・製作：石原正一ショー
出演：
サリngROCK［突撃金魚］
石原正一
2011/5/14(土)晴 8:03-9:23PM(1'20)中段下手 客席ほぼ満員（40人）
客層：20-30才代のコアな演劇ファン中心、かな。男女半々。
客入れ：地味な事務所ビルの地下カフェ、奥カウンター向きにきっちりベンチ1
椅子5、6列。開演前に制作根岸さんから、これまでと今回の特異点につき前説。
石原正一がポンとやり、サリngROCKさんがふわりとして流すところに、山崎さんの
脚本が喧嘩を売り、二人が買っているので、ノーカット80分と長め、とか。
折り込みチラシそれなり。パンフ A5 2ページ。挨拶、スタッフ、予定。物販。
ＤＶＤなど。 カーテンコール1回。
2ヶ月毎、脚本演出と相手役を変えての石原正一ショー。今回はかなり濃い面々。
舞台。カウンター前に舞台となる大テーブル置き。女性アイドルのピンナップが
一面にコラージュされ。
お話。冴えない中年俳優の男ににわかの幸運？。電車で気になっていた美女から
痴漢と間違えられ、話す内に写真（役作りで女装姿）をみせると態度一変。
彼女の家に通い、たびたびの引越手伝いをするようになり。カレーを振る舞われ、
家電製品をもらうけど、一線は引かれて、なんか疑問疑念が鬱積。ある日、思いを
とげるが、翌朝彼女は失踪してしまう。と、セミナーで告白したことから始まる
物語。
ガツンとくるアングラ芝居。カフェに本水の雨が降り、ＡＴＧ映画みたいに絵に
なる迫真の2人。美人への妬ましさ、ブスコンプレックスから端を発した、猟奇な
企みごとの顛末。人の暗部を手加減なしに描く山崎のストロング、だけどポップ
忘れずな脚本に、名だたる2人が受けて立ってやろうじゃないかと、がぶり四つ。
いつになく可愛くて怖い、女を感じさせるサリngROCK。遊びの時間は終わりと
力こぶだけでなく、泣き入った中年男を演じる石原正一。性差を超えた一人多役も
お楽しみに、がっつり演劇、2人芝居を堪能するねこ。
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