＠大阪中崎町 common cafe（2011/7/16-17 4ステージ）
http://www.talkin-about.com/cafelog/
全自由 前売2800円 当日3000円 ＋１ドリ ンク500 円
脚本・演出：横山拓也[売込隊ビーム] 演出：石原正一［石原正一 ショー］
照明：加藤直子、島田さやか 音響効果：河合宣彦 小道具：島田麗子
宣伝美術：チャーハン・ ラモーン 写真：かつらかづみ 舞台記録：森 達行
、鈴木トオル 舞台監督：名栗剛 メイク：白井彩 制作：根岸ゆか里
企画・製作：石原正一ショー
出演：
永津真奈［ARIPE・ブルーシャトル］：顔を整形した妻
石原正一：その夫
2011/7/16(土)猛暑 5:03-5:48PM(19分/23分)前方下手 客席ほぼ満員（30人）
客層：推定30才台中心、男女半々。
客入れ：開場時10人ほど、あとはぽちぽち埋まり。ベンチ1、椅子3列。舞台が高め
なので平床も見やすく。開演前にいつもの製作挨拶。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 2ページ。次回公演。11/12-13「踊る赤ちゃん人間」 末満健一脚本
山浦徹共演 来年1月 ウォーリー木下脚本作。 物販。手ぬぐい、ＤＶＤなど。
カーテンコール1回2分。
つい先だって活動休止した売込隊ビーム・横山さん脚本。短編上演フェス「劇王」
＠愛知・長久手の再演作と、その後日談とか。
舞台。テーブルと椅子、タペストリーテーブルクロス。ファンシーなランプシェード
壁に唇型枠の鏡。
お話。「身だしなみ」の延長で整形手術をして美しく、別人になった妻。妻の浮気を
疑う嫉妬深い夫はなぜか自分も整形、それも悪い方へして腹いせ。互いの行動が
理解できない2人の議論が続く。実際、臨終の父親にどうやって今や他人の顔見せ
できるんだという難題。おまけに妻は妊娠、生まれる子はどっちにというか、整形
した両親に似ている訳がない。という前半と、出産後の新たなひと騒動を描く続編。
アイデアの面白さと、議論一本で見せる脚本巧者ぶりに感心するねこ。いびつな
夫婦、とりわけ夫を石原正一がこってり熱く、大人子どもに演じ。異常さと残念な
感じを増長。言葉を尽くす底に、2人の揺るがない愛情を感じさせて好感ねこ。
アフタートーク 5:54-6:21PM(25分) 7割居残り
上田一軒[スクエア］、横山拓也、石原正一
劇中、まじビールを飲んでる石原さん、（稽古含めて3本目で）顔にでているとか
でないとか話し。あけるときのリアクションが本物でないとできないとか。
一軒さんには三日目にトークゲストをオファー、公演のことも知らなかったとか。
意外と横山君のことが好きなの？。夏に、作演出で組む。
一軒 今日は勉強になった。議論だけでみせるのがすごいね話。夏の作品
「エダニク」の演出もしちゃえばいいのに。
横山 再演なんだけど、初演での一軒さんとの作業が面白かった。肉屋が舞台で、
職人側と命を大事とみる側の濃い議論が続く。職人側で本を書き込んだが、
一軒さんが対す立場もバランスよく仕上げてくれた。今回の話は、突然妻に整形された
夫が、マイナス側に整形する。美女と野獣の議論にしてみた。
一軒 でも軽い。会話だけでずっと見ていられる。
石原 売込隊ビームは東京で公演して、笑いの部分とか客席の反応の違いがあるか。
横山 ビームは会話だけでなくエンタメによせたいので、そういった演劇はほかにも
あるから、東京も大阪も変わらない。
一軒 タイトルの意味がわからない。
横山（石原 曲名からつけるルールがある）さっきも流れていたが「空気公団」と
いうバンドの曲。なんでもいわれてもなんだけど。後付けだけど、子どもが
(親が整形したため）誰の子どもかわからない（一軒 そういう話はやめて〜）
石原 長久手では、審査員はどの作品もぼろくそに言っていたが、この作品はとくに
酷いことは言われなかった。タイトルだけは、ぼろくそに言われたが。
横山（一軒 稽古は前半と後半 どちらがどれだけかかったのか）MONOで急遽代役を
したため余裕がなくなり、後半が書けなくなった。10日前に本を渡した。勢いで
書けて面白いものになった。
上田 前半が手が込んでいる感じ、後半は勢い。前半の方が面白い。
横谷 乳首が決めてが書き出しなので〜普段乳首を見る見ない話。(年をとって
下ネタが多くなった？）ワンアイデアと動機をミックスして書き始める。
石原さんは下ネタをいわないですよね（石原 かわいいお色気は好き）下ネタは
日常のリアル、おちんちんとかでは書く。トイレの話ができることで関係性が
みえたりするし。
石原 (旦那さんの役は初めて？）新鮮、役者冥利に尽きる。パンフで顔をイケメン
の芸能人にコラージュした話。
横山 旦那は嫉妬に狂って顔を変えてしまうのが気持ち悪い。後半では服を脱ぐし。
いびつなところが見えたらと。
石原 いろいろな作家に場を設けるのが、演劇の将来のため。一軒さんはそんなこと
考えたことないと感心する。でもスクエアを続けていくことが演劇のためになってる
と感心される。
二人が組んで、伊丹、東京で行う「エダニク」情宣。横山君の取り合いですね話。
台本を書くのが早い、演出を頼めばしてくれると、やりやすい横山さんを
今つかまえておけば話。横山さんも書いていきますよと意気込み。
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