＠三軒茶屋 シアタートラム(2011/5/13-29 18ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 前売4000円 当日4200円 友の会会員割引3600円 世田谷区民割引3800円
＠KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ 4/23-24 3ステージ
＠水戸・水戸芸術館ACM劇場 5/8 1ステージ 震災影響で中止
＠大阪 ABC ホール 6/4-5 3ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場中劇場 6/12 1ステージ
作・演出：前川知大 舞台監督：谷澤拓巳 美術：土岐研一 照明：松本大介
音楽：かみむら周平 音響：鏑木知宏 衣装：今村あずさ ヘアメイク：西川直子
演出助手:石内エイコ 制作：中島隆裕 吉田直美 演出部：棚瀬 巧
宣伝美術：鈴木成一デザイン室 宣伝写真:高橋和海 舞台写真：田中亜紀
主催：イキウメ、エッチビイ 提携：公益財団法人せたがや文化財団、
世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区、TOKYO FM
出演：
窪田道聡：加瀬真治
伊勢佳世：加瀬鳴海（真治の妻）
岩本幸子：船越明日美（鳴海の実妹）
安井順平：船越浩紀（明日美の婿。警察官）
浜田信也：桜井（浩紀の後輩。元警官・現ライター）
盛隆二 ：車田（真治の主治医）
森下創 ：丸尾（フリーター）
坂井宏充：長谷部（丸尾の友人）
大窪人衛：天野光夫(中学生)
加茂杏子：立花あきら(看護学生)
2011/5/18(水)晴 7:33-9:40PM(2'06) 中段中央 客席ほぼ満員(180人)
客層：20-30才代最多に幅広く。男女半々。
客入れ：最前B列。折り込みチラシそれなり。パンフ □20cm 3ページ。
回写真付き配役。文章なし。次回公演。11月青山円形 12月ABCホール。
物販。台本 1000円。DVD カーテンコール2回1分。
2005年初演、2007年再演の代表作。
舞台。ギリシャ遺跡のように灰白色な一面。オフィス、診察室、リビングが融合した
よな一面には、ベットや机、椅子が散在。後方は崩れかけた白色の石壁、上手に階段
お話。ある日突然宇宙人と自称するようになった男は、町を徘徊し、遭遇したものを
洗脳していく。さらに心中家族で生き残った娘と、平凡な中学生もまた自称宇宙人と
化す。男の妻と親戚、取材を行うライター、治療にあたる医師は、彼らの奇妙に論理
だった物言いに惑わされてしまう。町には戦闘機が飛び交い、白河夜船となった者が
増し、不穏な空気で満たされていって。
上出来のホラーなホラ話。演技演出がスマート、スピーディ。場面転換はシームレス
その間断なき調子の良さがすばらしい。アンサンブルはますます磨き上げられて、
個々の演技とも異世界にあることを、ごく自然に説得力をもって体感させてくれ。
シュールであり得ないアイデアと展開なのに、日常の出来事として身につまされて
しまう魔力があり。うーん、これは座蒲団３枚な巧さなり。
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