右手2階がバルコニー、終盤の乱稚気パーティが丸見え。
＠みなとみらい 横浜ホームコレクション内「ハウゼ」モデルホーム（2011/10/28-11/1 15ステージ）
http://www.yokohama-hc.com/
料金1500円（定員15名）
コンセプト・演出・出演：ハイネ・アヴダル（field works）、篠崎由紀子（field works）
テキスト：岡田利規[チェルフィッチュ]
音響デザイン：ファブリス・モワネ アドバイザー：山田うん
プロデューサー:岡崎松恵、field works.vzw、ハイネ・アヴダル
テクニカル・ディレクター:遠藤豊 テクニカルスタッフ：筒井真佐一、河内崇
カバー写真:森日出夫 フライヤーデザイン:セキコウ ウェブデザイン:加藤和也
かるたイラスト：松川けんし 着付け指導：中村牧子 広報:斉木香苗
運営スタッフ:山口裕子、伊藤史織、高原悠子
主催：NPO法人Offsite Dance Project
Borrowed Landscape Japan（BLJ） http://borrowed-landscape.jp
特別協力：株式会社ハウゼ http://www.houze.co.jp/modelhouse/nv3/index.html
振付・出演：
小浜正寛[ボクデス]、神村 恵、社本多加、川口隆夫、長内裕美
2011/10/30(日)小雨 7:36-7:22PM(45)あちこち 客席7割?(11人？)
客層：演劇ダンス関係者、コアか地元のファン。男女ほぼ半々。
客入れ：みなとみらい内住宅展示場 東端。案内の駅5番出口よりも1番から東側出入口
（から直ぐの家)を利用した方が近し。開場開演同時に変更され、しばし玄関口で
待ち。閉館時間を過ぎているのでトイレは鍵を借りて利用。非劇場だといろいろ大変。
プレイガイド5人招待4人でお宅訪問の体。荷物預かりあり、ペラ1枚以外のチラシ類は
終演後配布と配慮。構成上カーテンコールなし。
『世界各国の非演劇空間でパフォーマンスを展開するベルギー拠点の「deepblue」』
を中心とするプロジェクトとか。物見遊山ででかけたねこ。
会場。ハリウッドを夢みる日本人が、手狭な空間でそれっぽく造れる豪邸風住宅。
6人家族想定とか。横に広いエントランスから直ぐ母屋。時計回りにソファのある
リビング、角にキッチン、正面にダイニング。廊下を右手にゆくと2階へのクランク
階段を過ぎてトイレ。角を曲がって純和室。2階。上がるとガラス越しに
ジャグジー。右手に子供部屋とトイレ。ここのデザイン入った空間に便座を
しつらえ。ジャグジーを戻って、右手の寝室。屋内窓からバーがあるテラス。
ホームパーティは如何な開放空間。でも、たかだか2階なので道路から丸見え。
前回でパーティシーンをやっているとき覗き見たけど、うーんちょっと恥ずかしい
かも、ご近所に。
構成。・ごめん下さいと上がると、マネキンなフリーズしたパフォーマ達。新聞を
読んだり男、怪しいポーズ女。キッチンで包丁扱う女性、テーブルでワインで乾杯
する男女、和室で小引き出しを開ける和服美人。PCもった外国人男性が音響とかを
操作してる模様。食卓の皿とか、とこどこに会話の断片テキストが貼られ。
・で、解凍。ゆっくりと動き始め。音響は引き続き生活音。行く手に立ちはだかると
立ち往生してじたばたとか。家や調度に触ったり、寄り添ったりする者。ボクデス
小浜さんはトイレに駆け込み。そんなCFに出演してたけど。出たかと思ったら、
ロールを床に転がして悪戯始め。ちなみトイレの鏡には長文のテキスト貼り。
花を見たり、伺ったり、階段に垂れ係ったり、皿もって食べ歩きしたり。小浜さんは
トイレ執着で座って、リモコンでゲームしてる風とか
・で、みなヘンな歩き方や建物への執着を露わにしながら、2階へ移動。子供部屋で
クレヨンもって震えながら書く。トイレで茶色のかりんとうを食べる。寝室では
ＰＣに打刻されるテキストの内容に沿って、女がじたばたと演技。泣く練習とか。
・いつの間にかバルコニーにでた会話していた男女は、漫画な吹き出しをもって
対話。そのうち、バットをもってるマイムで２人打ち合い始め。
小浜さんはトイレで詰まりをとる吸盤でくっつけては遊び、キューピー人形の頭に
吸盤をつけて持ち歩き。ジャグジーのガラスにくっつけたり。よっぱいのサラリー
マンとネクタイではちまき。寝室では悶絶する女と、子供部屋で震える女が合流。
・ぞろぞろとバルコニーに集まり、パーティの始まり。バーカウンターの上で
上がって、コンタクトダンスを始まったり、大騒ぎ。スローモーションとなり、
1Fに皆降り、おっていくと誰もおらず。キューピーは便座で寝てる始末。
寝室のＰＣには不法侵入した奴らが連行されたとか記事。そういうことかいな。
奇態変態な奇人変人達の饗宴。あちこち部屋と同時多発にパフォーミング展開。
好奇心を刺激され、うろうろきょろきょろと見物するお楽しみ。動きや身体性を
じっくり干渉する暇もなく、慌ててあるいは諦めて、傍観しちゃったきらいあり。
なんかもったいない、自然光の加減も違うし、昼間と2回見れば感じが違ったかも。
でも、繰り返ししてまで観たいとも思わないのは、有り様だけで感情面で訴えかけ
がないせいかな。
右手2階がバルコニー、終盤の乱稚気パーティが丸見え。
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