＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2012/3/28-29 2ステージ）
http://www.komaba-agora.com/
脚本・演出：大塚雅史 ほか、「グレープフルーツ・ムーン」レポート参照
出演：
丹羽実麻子[劇団とっても便利]：女
石原正一[石原正一ショー]：男
2012/3/28(水)曇｜雨 6:02-7:00PM（55）中段中央 客席8割（30人）
客層：20-30才代中心で中年層も。男女半々。
客入れ：正面3列、サイド1。客入れ時に15人ほど。ほか、先行レポートと同じ。
カーテンコール1回3分。初日挨拶あり。
石原正一企画、二人芝居シリーズの東京出張版。京都のミュージカル劇団
女優さんとの2人芝居。
舞台。箱が前後に３つ。舞台後方に衣裳ラック、上手が男性、下手が女性
キャラ用。後方中空にいろとりどりのＴシャツが吊られ。
お話。冴えない郵便配達夫は、無理矢理に女強盗の片棒を担がされてしまう。
タッチアンドゴーと、強盗しては逃げる日々が続くが。それぞれの親や学生時代の
感傷、心の星「スピカ」を求めてやまぬ切なさにふれながらのコメディ一幕。
映画めく舞台。小刻みなカットバックら時間往還して場面転換、カメラな視点替え
の見せ方が目まぐるしく。情景が移ろうスピード感、すくっと起立する登場人物の
鮮やかさ、醸す青春な叙情ともに大塚雅史作品らしい魅力てんこもり。
何役も演じる2人は、くるくるくりんと衣裳とキャラを着替えて大奮闘。ともに
強気と健気さを併せ持つ人物達を、平明に魅力的演じて○。
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