＠大阪城東区 アトリエS-pace（2013/6/27-30 6ステージ）
http://www.geocities.jp/atelier_s_pace/
全自由（整理券番号付）一般 前売3000円 当日3300円 ペア割引5000円
学生 前売2000円 当日2300円
作：西史夏 演出：岩崎正裕 舞台美術：今井弘
照明：徳田芳美 ㈲アート・オー 音響効果：金子進一。（T＆Crew）
衣裳：福田尚子 舞台監督：河村都（CQ） 作曲：橋本剛 振付：原和代
歌唱指導：塩崎有妃子 宣伝美術：下東英夫 イラスト：さいとうゆう
制作協力：鉾木章浩、尾崎商店 協力：売込隊ビーム (株)リコモーション
助成：芸術文化振興基金 大阪市助成公演 主催・企画制作：劇団太陽族
出演：
佐々木淳子：少女
堀江勇気 ：少年
山田かつろう[売込隊ビーム］：青年
南勝 ：老人
森本研典 ：男
岸部孝子 ：秘密警察1
前田有香子：秘密警察2
篠原裕紀子：女
中西由宇佳：双子の妹A
韓寿恵 ：双子の妹B
2013/6/29(土)晴 3:41-5:38PM(1'57)上段下手より 客席超満員（55人）
客層：20才代と中年層。男女半々。
客入れ：長手方向にウナギの寝床客席、ベンチ2パイプ椅子2。下手尾っぽは舞台
からややはみ出し。満員につきベンチ席の詰めあり。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 3ページ。次回10/12-20「バッコスに背を向けて（仮）」＠WF。
物販なし。カーテンコール１回。
老舗劇団×新進気鋭作家作品。
舞台。上手にあげる段積み、さらに梯子が天井に伸び。壁に迷路なイラスト一面。
お話。ネガティブ話が逆に人を救うとうそぶくラジオＤＪ（山田）が、謎のばあさん
が、手引きする新世界。家庭で寂しいお父さん（森元）の家庭から戦時下の日本へと
遡り。記憶に捕らわれ、大儀に縛られ、犠牲となった人々と哀しみと憤りを巡る。
めくりめくアングラテイストの幻想譚。日常に立ちながら、詩的な台詞をもって、
ここではない所へ誘われ続ける虚構の連綿。よくわからないながら、ちらかし加減が
楽しく、とりわけうまへた関わらずのミュージカルシーンとか。なにおか失い、
郷愁に駆られる登場人物の旅は、沖縄戦で犠牲になったひめゆり部隊の惨劇へと
つながり。蠢く現実の陰、その現出に胸がつかれるねこ。
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