＠伊丹 AI・HALL（2013/7/5-7 4ステージ）
http://www.aihall.com/
全自由 一般前売2500円 当日2800円 学生前売・当日共1500円
＠札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ 6/28-30 3ステージ
＠名古屋 七ツ寺共同スタジオ 7/19-22 7ステージ
＠広島 アステールプラザ 多目的スタジオ 11/15-17 4ステージ
作・演出：平塚直隆 舞台監督：柴田頼克（電光石火一発座・かすがい創造庫）
照明：今津知也（オレンヂスタ） 音楽：青井美都 河村梓
宣伝美術：奥田マニファクチュア 劇団スタッフ：中尾達也、古川聖二、伊藤寛隆、
新美要次、諸橋辰彦 主催・企画・制作 オイスターズ 芸術文化振興基金助成事業
http://www.geocities.jp/theatrical_unit_oysters/top.html
出演：
山田マキオ、河村梓、田内康介、吉田愛、二瓶翔輔、高瀬英竹、平塚直隆、
空沢しんか（フリー）、川上珠来（フリー）
2013/7/6(土)雷雨 7:35-8:51PM(1'15)中段中央 客席満席（60人）
客層：学生〜じじばばまで、平均30才代、男女半々。
客入れ：整理番号配布 入場時20人ほど。折り込みチラシ厚め。
パンフ オールカラー A5 3ページ。挨拶、スタッフ、予定。次回公演11/29-12/1
「ここでいいです」＠王子小劇場 物販。台本1000円。セリフ缶バッチ100円
トートバッグ500円 手ぬぐい500円。カーテンコール１回。
舞台。大きな障子な升目パネル。冒頭、男が登場、あいうえおと墨書していく。
お話。通気途中で話しかけるおじさんに合いたくないばかりに、世界から関連する
言葉を消していく。しかし、願い叶わず、世界は少しずつ歪んでいく。
突飛でバカバカしく、シュール。落語みたいなブラックジョークのアイデア作品。
文字が消えると存在が消える、何もかわからなくなる世界が消えていく。消えて
ほしいものだけ残るのシニカルな笑い。ブラックだけど、暢気ムードと単純な
間抜けさがあって、カラッと楽しめ。役者達の活舌がよく、言葉を扱う芝居を
心地よく観れたねこ。
アフタートーク 8;58-9:21PM(23) ほぼ全員居残り
深津篤史［桃園会］、平塚直隆 司会 山口英樹(AI・HALL）
・紹介。AI・HALLは初。平塚さんはもともと役者、プロジェクトナビ最後（2000年）
の劇団員。
（深津さんとの出会い）2000年大阪で、はせひろいち作品を深津さんが上演した、
WFプロデュース公演に出演。翌年、大正まろん作品を深津さん演出の公演に出演。
深津 WF公演は3人芝居、はしぐちと江口の２人は知っているが、彼だけアウェー。
楽しかった。
平塚 深津さんに遊びにつれていったもらった、月の半分は深津さんの家で
寝泊まり。緊張して怖くて、師匠なので。ＡＦ戯曲賞で初長編を書いた。
深津さんが審査員。「おまえの本ははくだらない」と言われた。これは誉めことば。
このときの評が深津さんとは思えないような文章で、面白くかかれていた話。
いつも戯曲賞は佳作で、佃さんから永遠のセカンドマンと呼ばれていた。
応募が趣味、出しまくっていた。書いてばかりで上演がされない、それで劇団を
つくった。
深津 （今回の作品）本は的確に巧くなっている。昔は最初の5分だけ面白くて、
あとはダメだった。本編になるとつまらなくなった。
平塚（2009年から大賞をとるようになった。劇団をつくったことが変わったのか）
そう、劇団になってから。2011年には若手演出家賞。
深津 あれは演出家へというよりは、演劇祭で一番面白かった作品への賞。
(今日の舞台は）昔のイメージが残っていたが、こんなきれいな感じなんだ、
へーと。最初の5分10分しか面白いのが書けなかったのが、30音以上残していても
ダメにならない。計算して本がかけるよになった。微笑ましく、頼もしくみた。
平塚 昔は名古屋のアフタートークで、はせさんや佃さんを呼ぶと、台本をもって
こさせられて、ダメだしをされていた。
深津 だめ出しはない。
平塚 この後、名古屋公演ですが、どうしたらいいでしょう。
深津 「豆」でＡＡＦ戯曲賞を取ったとき、（北村）想さんと話して、賞をとる
ようになって、頭がよくなっちゃうとダメだよねと言っていた。今日も
（バカと利口の加減を）どうーしようかなと思ってみていたが、最後は結構無理に
消していて、これならまだ大丈夫だなと。
（東海地区の理事長？と聞いて）責任のある立場はならないほうがいい、長なら
大丈夫、副はしんどいという話。
深津（新国立劇場で象を再演中。）明日大阪に帰ると役者たちへいって。でも今日は
蒼井優がくる日で、会えないのが残念。平塚さんとどっちといわれたらという話。
深津（名古屋は七つ寺でやる）AI・HALLだと消えていく文字パネルがアートだが、
七つ寺だとただの障子になって、（平塚さんの舞台）らしくなる。
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