＠東池袋 あうるすぽっと(2013/8/29-9/1 5ステージ)
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全指定 一般3500円 学生2000円 豊島区民割引3000円 障害者割引2000円
子ども（31日14:00のみ／対象年齢：3〜6歳）2000円
構成・演出：小野寺修二[デラシネラ] 脚本：高井浩子［東京タンバリン］
美術：深沢襟 照明：磯野眞也 音響：佐藤こうじ 衣裳：大野典子
アニメーション：中田彩郁 舞台監督：北林勇人 広報：小仲やすえ
制作：岸本匡史（あうるすぽっと）
主催：あうるすぽっと（公益財団法人としま未来文化財団）、豊島区
企画協力：ミューズ・カンパニー 企画製作：あうるすぽっと
平成25年度 文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ
出演：
斉藤悠、宮下今日子、小田直哉［大駱駝艦］、竹内英明、藤田桃子、
南雲麻衣、山田真樹
2013/09/01(日)晴 2:05-3:25PM(1'19)前方中央 客席8割?(250人)
客層：10-20-30歳代中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：通常客席。ろうあ者用補助装置用意。折り込みチラシそれなり。
ビニール袋入り。パンフ A4 オールカラー 3ページ＋ワークショップに関して
劇場挨拶1枚。物販なし。カーテンコール3回1分。
コミュニティアートの普及に努める劇場が、都立大塚ろう学校の児童、保護者と
立ち上げたワークショプ「音のない世界に遊ぶ」の講師に小野寺氏を迎えての
クリエイションがきっかけとなった公演。小学生で参加し、役者志望の青年・
山田真樹君と、ワークショップ経験者ですでにダンサー・役者として活躍している
南雲麻衣さんがデラシネラメンバーとも参加。
舞台。テーブル、上部のミニチュア椅子ら調度を映すカメラ。白いボックスは
小部屋やスクリーンとなり。背景に白い斜めの壁。
お話、構成。小説家の女性(宮下）が語る新作。少女(南雲）は大切のもの＝
オレンジみたてがしばしば失う。外を見れば妖しい物達がそれを争っている。
一方、小説家と同居する男は体の不調を訴え、その影響は忘れ物や幻惑に現れる。
まさに普遍性ある表現とパフォーマ。聞こえないハンデ云々への論じるより上位の
答えがある素晴らしいオリジナリティと完成度ある舞台。ますますトリッキー、
意地悪大好きな悪夢、白日夢なシーン続々。台詞とキャラ変調、人と物が見立て
代替、歪む心理を身体表現で表し。アングラならず、スピード感あるスタイリッ
シュな展開、しばしばユーモアを交えてして、むしろ心地好し。台詞は字幕や
手話で同時表示、平板な投影に止まらず，漫画の吹き出しや重ね合わせなど
面白く。冒頭ら、ミニチュア調度を動かして、操るな趣向もあり。鑑賞＝第三者
俯瞰ということかしらん。
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