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 入江雅人グレート一人芝居「サマー・オブ・ザ・デッド」

 @中野 劇場MOMO(2014/8/26-31 8ステージ)
 http://www.pocketsquare.jp/momo/
 全指定 前売・当日4500円

 作:入江雅人、ブルー&スカイ 演出・出演:入江雅人
 ゲスト:入手杏奈、ピアニカ前田&pianonymous(ピアノニマス)
 美術:佐々木文美 照明:松本光子 音響:山田雅人 映像:ムーチョ村松、
 手代木梓 衣装:畑久美子 演出助手:村西恵 舞台監督:井上卓
 宣伝美術:榎本太郎 チラシイラスト:大橋裕之 制作:伊藤宏美
 企画・製作:入江雅人

 2014/08/30(土)曇 2:05-4:24PM(2'19)前方中央 客席ほぼ満席(80人)
 客層:20-30才代とおじさん、おばさん。女性過半数。
 客入れ:低めの椅子2列,以降劇場椅子6,7列。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A5オールカラー 3ページ。物販。パンフ800円 ポスター、トートバッグ、
 Tシャツ(ゾンビだけど街で着られるデザイン)。カーテンコール1回4分。
 
 シブゲキで短期公演した作品の再演とか。
 舞台。正面スクリーン、上手に楽屋化粧台、幕間イッセー尾形と生着替え。
 構成。オムニバス、途中ゲストのダンスとライブ演奏。
 1オープニング・オブ・ザ・デッド
 2映研のゾンビ
 3ライフ・オブ・ザ・リビングデッズ
 4湯けむりとゾンビ(作 ブルー&スカイ)
 5月夜のゾンビ
 6ゲストコーナー ダンス・オブ・ザ・デッド(入手杏奈:21世紀ゲバゲバ舞踊団等)
  エンド・オブ・サマーライブ M1 ウェディング M2 カントリーロード
  (ピアニカ前田(LP)&pianonymous(SP))
 7帰郷

 1 サラリーマン普段通り出勤も街はパニック。自分もやがて、途中ダンス挿入。
 2 卒業製作とゾンビ映画、映画のことを知らないベテラン教師が名采配。
 3 売れない俳優、最後の仕事とエキストラへと、しかし世界にゾンビ蔓延。
 4 バレー部監督と女子部員、ゾンビから逃げた所は廃浴場。生徒が一緒に入りたいと
 5 施設でひっそり暮らす元バンドマンのゾンビ。とある女子がバンドやりたいと
 6 いきなり解ける身体、しかし部分ながらしなやかな動きでダンス。優しい音色の
  鍵盤ハーモニカ、二重奏の豊かな音色もまた魅力。
 7 福岡に帰郷、ゾンビ化してしまった幼なじみの願いで最後のドライブ。

 善き人、善き演劇人による善きゾンビ物語。登場人物が生者、ゾンビみんな優しくて
 愛らしい。人情(元人間だけど)ドラマとして切なくまた滑稽、なんか沁みて泣いて
 しまったねこ(ブルー&スカイのエロブラックコメディは除く。あれはもうニヤニヤ
 笑い。)情景や心情が判りやすく、想像しやすいこともあり。巧いなあとも思うねこ。
 入手杏奈ダンスは身体と動きの美しさと、硬質のカッコイイ感触があって素敵。

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