＠熊本市万町 早川倉庫(2015/5/1-4 6ステージ)
http://hayakawasouko.com/
全自由 前売2500円 当日2800円 高校生以下1000円（前売・当日一律）
作：別役実 演出：天野天街[少年王者舘] 舞台監督：平野浩治[劇団濫觴]
音響：亀井純太郎[第七インターチェンジ] 照明：五島和幸[劇団市民舞台]
チラシコラージュ：アマノテンガイ 宣伝美術：伊井三男[転回社]
制作：雨傘屋制作部
出演：
平野浩治[劇団濫觴] ：男1（考古学者）
松本麻衣子[あったかハートふれあい劇団]：女1(男1の妻）
桑路ススム ：男2（海水浴客）
松崎仁美[劇団濫觴] ：女2(男2の内縁の妻)
玉垣哲朗[劇団みちくさ]：男3（牧師）
徳冨敬隆[DO GANG] ：男4（医師）
阿部祐子 ：女3（男4の婚約者）
石田みや[ishidamiya.asia]：看護婦
池田美樹[劇団きらら] ：看護婦
椎葉みず穂 ：看護婦
2015/5/4(祝月)晴 6:05ｰ7:10PM(1'05)上手中段 客席ほぼ満員(45人？）
客層：20才代中心に女性7割。中年層結構。
客入れ:上手半分に主舞台、下手まで延ばして桟敷、ソファ1、椅子2列。
開場時数人。薄暗がりの足下を照らして誘導。エアコンがないので団扇と希望者へ
冷えピタ（首の後ろとか貼り）を配布。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ
物販なし。カーテンコール1回。
天野天街を演出に迎えての年1公演。昨年の「禿の女歌手」に続き、不条理劇を
上演。演劇集団66の1988年初演(再演でみたねこ）以降、ナイロン100℃若手公演
など、時々は上演されている模様。
舞台。薄暗い倉庫2階一面に半透過のビニールシートの海面、上手半分に砂原の渚。
中央が盛り上がり片側にビーチマット。壁によしず１。
お話。砂山に埋もれている何かを掘り出そうとするが、ままならない人たち。
全体に繰り言繰り返しのような原作に天野天街持ち味がすっとはまり。構成に手は
加えず、転換に効果を添え、ループ会話が時折勃発する以外は沿って上演。
どこか浮き世離れした会話、ジタバタマンガな仕草等演技に工夫。正体不明の不気味
な物語もすっとこどっこいなおバカ供宴にカラッと仕上げ。遊ばれているのは
どっちかという逆転の終盤には消失、ついで一役三人看護婦のはなもげら掛け合いを
添え。さらなる驚きとお楽しみを満喫するねこ。役者陣はかっちりと清々しい
バカ演技で応えて○。来年も楽しみねこ。
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