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＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2022/04/21-25 7ステージ）
全指定 前売4000円 当日4500円
作・演出：八木橋努 舞台監督：根津健太郎 美術：片平圭衣子 照明：松倉瑞生
音響：橘かおり 衣装：岸由利子 演出助手：上田晃之、豊川智人、吉野光太朗
製作協力：高坂汐里（二酸化炭素） 制作：（株）群像
出演：
坪内守：剛（バーテンダー バイトリーダー 自主映画監督）
下道千晶（ダブルキャスト紀那きりこ）：麗奈（オーナーの娘）
鈴木秀幸：大門幸一（レストランゴーリキー オーナー）
深谷五朗：小向（バーテンダー バイト 俳優志望）
佐藤桃子：風子（新人バイト）
一楽：光太郎（新人バイト）
三浦知之：坂本（新人バイト 元演劇人）
藤重道治：赤間（シェフ）
橋本利明：昭三（古参シェフ さぼり勝ち）
松井功：開（常連客）
梅﨑信一：小森（常連客 雑誌記者）
中山さおり：潤子（常連客）
藤原シンユウ：ジョー（坂本の友人）
アレック：ロバート（坂本の友人）
飯田まさと：小高（ＴＶプロデューサー）
豊川智大：大山（その連れ）
関武：高山（商店会会長 バー経営）
広木健太：王（新進レストランオーダー）
友裕城：スミス
秋元潤：ジュンヤ
天川義仁：SHOCK
菅原美帆：涼子
杏奈メロディー：メロデイー
闘志：トウシ
多賀名啓太：ケイタ
神里怜：ケンタ
吉野光太朗：ミラクル
2022/04/23(土)晴 2:05-4:12PM(2'07)前方中央 客席ほぼ満員？(200人)
客層：2世代、雑多、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。諸注意は大スクリーンに投影。最前B列。
当日パンフ A5 3ページ。カーテンコールなし。
ねこ初見。2020年上演予定だった作品とか。
舞台。赤レンガ壁、茶系インテリアの時代がついたレストラン。下手にＬ字バー
カウンター。中程～上手に丸テーブルと椅子、奥に厨房から配膳口。2階建ての部屋は
大きめデスクとソファがある社長室。
お話。新宿で開店70年の古参レストラン。亡くなった店長の後をオーナーの娘が
望んで継ぎ。旧態依然のヒエラルキーやサボタージュを目にし、新機軸を打ち出すが
古参従業員、客、商店街会長らから総スカンを喰らってしまう。八方塞がりのところ
に「話がわかる」バイトが現れて、つい頼りにしてしまい。
新旧交代、秩序の崩壊、希望と挫折らを描く残酷劇。面白いけど、嫌気が射すねこ。
褒めてます、というのはリアルで微細丁寧な造り込みに驚かれたから。劇団普通の
家庭と違う職場だけど、舞台作品でなく「現実」を見ている気持ちになってくるのは
同様の凄さ。諦観で終わるけど、装うことなき絶望は嘘がなくて好感（嫌気が射す
けど）。