[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2022/06/08-18 8ステージ
全自由 一般3500円 U25 2500円 高校生以下1000円
6/8-10 一般早割3000円 U25早割2000円 セット割 両方のご観劇で1000円割引
作・演出：中島梓織[いいへんじ] 演出助手：坂本沙季（明日は、寝たくない）、
中？啾仁(中村仁) (劇団夜鐘と錦鯉）、新田周子 演出補佐：八杉美月
ドラマトゥルク：鈴木南音 舞台監督：石橋侑紀（シラカン）
照明：早野陵 照明操作：中西空立 音響：大嵜逸生 音響操作：澤あやみ
衣装：カワグチコウ 劇中音楽：野木青依、Vegetable Record
宣伝美術：たかはしともや（Moratorium Pants）記録写真：月館森（露と枕／盤外双六）
制作：宮野風紗音（かるがも団地） 制作補佐：田中遥
企画制作：いいへんじ／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 助成：文化庁文化芸術振興費補助金
（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）│独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
小澤南穂子[いいへんじ]：メラン（死にたみ。カズキのそばにいる。）
飯尾朋花[いいへんじ]：クラン（死にたみ。サキのそばにいる。）
箕西祥樹：ドンク（死にたみ。ハルのそばにいる。）
宮地洸成：カズキ（カナコの恋人。）
松浦みる[いいへんじ]：カナコ（カズキの恋人。）
藤家矢麻刀：ショウ（カズキとカンナの共通の友人。）
竹内蓮[劇団スポーツ]：ハル（ショウの兄。）
波多野伶奈：サキ（カズキの高校時代の同級生。）
2022/06/08(水)曇 7:33-9:11PM(1'38)前方下手 客席満員(45人)
客層：学生、20-30才代中心に2世代。男性過半数。
客入れ：開場時15人ほど。感染対策。検温、手指消毒。椅子4列、後椅子追加。
当日パンフ A5 3ページ。諸注意にキツイ、気分が悪いとなった人用の導線説明あり。
カーテンコール1回後規制退場。
早稲田演劇倶楽部出身、2017年旗揚げ。昨年、芸劇eyes番外編で観て以来。
舞台。中央、エンジ色の二人掛けソファ。背景幕を壁に見立て。
お話。無職で恋人頼り、意に反してだる重で弟頼り、フォロアー増で気遣い負荷も
増。追い込まれた人達の前に現れたのは「死にたみ」、死に追い込む輩で。
日常で死が近い、今の若い人たちは大変だなあと感じ入るねこ。ネガティブな心理と
葛藤を具現化するキャラ立て「死にたみ」。古来の「悪魔」とちと違い、親近で同等
の存在。揺れて惑う、主人達と同じ繊細さを持つのがユニークで面白い。孤独と痛み、
そして希望で知らず結びつく人達。終盤その絵面を地上の星座(キレイな形はとら
ないけど）と見せて、じんわり。役者達はそんな人がそんな風にして、語らずには
いられない思いを抱えながら舞台に立っている感。そのささやきは弱いけど、確かに
届いて、胸打たれるねこ。
[月間一覧］