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＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2024/10/25-31 7ステージ）
全指定 一般5000円 友の会4500円 25才以下 2500円
＠可児 可児市文化創造センターala?小劇場 10/9-14
＠長岡 長岡リリックホール・シアター 10/19
＠宇都宮 栃木県総合文化センター・サブホール 11/2
＠枚方 枚方市総合文化芸術センター（本館）関西医大・小ホール 11/4
＠丸亀 丸亀市綾歌総合文化会館・大ホール 11/6
作：竹田モモコ[ばぶれるりぐる] 演出：マキノノゾミ
美術：奥村泰彦 照明：大川貴啓 音響：三好里美 衣裳：三大寺志保美
方言指導：竹田モモコ 演出助手：郷田拓実 舞台監督：加藤元基
制作：渋谷江厘 松浦正和 馬場順子 プロデューサー：澤村潤
宣伝美術：市川きよあき事務所 撮影：神ノ川智早 宣伝ヘアメイク：大宝みゆき
宣伝スタイリスト：中西瑞美 宣伝協力：吉田プロモーション
手話通訳：水野里香 髙田美香 手話監修：河合依子 奥田しのぶ(岐阜ろう劇団いぶき)
手話コーディネート：シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)
主催：公益財団法人可児市文化芸術振興財団
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会 協力：(公財)武蔵野文化生涯学習事業団
出演：
南沢奈央：富田喜美子(次女)
東風万智子：富田しおり(長女)
佐藤祐基：諌山圭吾
内藤裕志：坂元照信
長江英和：吉田喜八郎(ヨロ)
2024/10/28（月）曇 6:35-8:09PM（1'33）中段上手 客席ほぼ満員（150人）
客層：ベテラン中心に男性7割。この劇場にしては高年齢。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。最前Ｃ列。当日パンフ A4 3ページ オールカラー
+チラシは座席ではなくロビー置き。物販無し。手話通訳付きの回。工場従業員に
分した2人交替でエモーショナルに翻訳演技。拍手。上手端で役者とロンパリで
見難かったのではと思われ。 カーテンコール2回。
第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞作。初演はコロナ禍で上演が延期、2021～2022年に
全国ツアー。竹田さんの出身・高知県土佐清水市の方言「幡多(はた）弁」使いが
特徴、いびしないとは汚れてる、散らかっているの上位語とか。
舞台。初演（東京はこまばアゴラ劇場）からスケールアップ。調度は全部本物。
光と波音が漏れる床格子壁、天井の張りも設え。手前上手に大型応接セット、
下手に木製テーブル、ベンチの休憩スペース。奥側、上手半分に事務スペース。
下手端に出入口ドア（コツがいる魔法のドア）。少し離れて、手指消毒アルコール。
お話。節納屋を切盛りする、富田喜美子。しかしコロナ禍で経営は厳しい、ため息の
夜に空き巣がやってくる。やけっぱちか、喜美子は男に自分を刺せと迫る。恐れを
なす男に逃げだそうとするが果たせない。勝手に語られる、語る内にそれぞれの
真意が見えてくる。
舞台が客席に開けた構造、閉塞感（小劇場の空間、コロナ禍の記憶）が減じてて
よりリラックスして楽しむねこ。あれも愛、これも愛、きっと愛♪と昭和歌謡が
頭をよぎる、大らかで、でも甘くはない視点を感じさせ。留まることをダメとしない
こと、不可思議さやおかしみらユーモアが常にあって、今の時代の肩こりが楽になる
心地がし。役者さんはいずれも闊達、整わず、生っぽい会話、演技の往来が楽しい。
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