花組芝居「雪之丞変化」
＠下北沢・本多劇場（1996/8/21-9/1 14ステージ）他全国10都市
Ｓ席5000 Ａ席4000 当日券けっこいい席あり
原作：三上於菟吉 脚本・演出：加納幸和 振付：佐藤誓
出演：加納幸和、幸和希、佐藤誓、植本潤、桂憲一、中脇樹人、水下きよし
大井靖彦、溝口健二、八代進一、山下禎啓、高荷邦彦、広田豹、横道毅
嶋倉雷象
1996/8/25（日）晴 2:00-4:45PM（休憩15分） 前方より 客席満員（390人）
客入れ。お姉さん達は明るくきびきび、応対も丁寧でグー。
当日券。開演１時間前から。かぶりつき（２列）あり。中段あり。結構あり。
ロビー。縁日模様。三つの紅白屋台。ゆかたのお姉さん達。入浴剤、加納さん舞
台使用の袱紗（3000円エントリー要）、祝儀袋。手ぬぐい、団扇、引き写真（飴
のは昔ありました）、富くじ（劇団員の旅行みあげやら当たる）。パンフ類。
着物のお客さんには、玩具プレゼント。11/20国立演芸場にでるんだ。ふーん。
ＴＶ放映もするのね。旅行クーポン当たる応募用紙も配布。このへん歌舞伎座
（とか）してる。と、きょろきょろねこ。
アンケート用紙。通常のものの他、「調査のお願い」の一枚あり。全員の回収
図るため、無記名式。製作さんの熱意、感じる。
舞台。定式幕。下手仮花道。開ければ、朽ちたふう蜘蛛の巣張る御堂。御簾内は
、下手に（能？）舞台、上手に一段高い座敷。いわく因縁な雰囲気。
お話。人気女形で剣豪。実は公儀に仇討ちな大望もつ、雪之丞。愛と憎しみの
末の本懐、遂げられるか。
ツボにハマリまくり。気持ちよい。いちいち楽しい。やっぱ、花組って好き。と
２年ぶり位再認識ねこ。本筋のお芝居は、要所で形、きっちり。艶やか。かっこ
いい。後半の「だんまり」（暗闇での所作）や群舞（てえの）導入とか、はっと
する鮮やかさ。
いろいろお楽しみガジェット。歌謡ショー？、ゲイパブショー？だったりも。嬉
しいねこ。上半身裸の「黒子」勢揃い〜ダンスには、ぞくぞく。「義経千本桜」
など、パロにはくすくす。さぎさかばんないのちゃり場・指人形劇、狐忠信の立
ち回りも可笑しい。いろいろやって、流れるような繋ぎの巧みさ。モダンジャズ
多用の音楽。舞台にあうリズム◎。堪能。満腹。毎日見に来る子達の気持ち
、
判る気するねこ。
といっても、お話は？？。映画の予告編みたい。判ったようなわかんないような
でも、かっこいい。闇太郎と雪之丞の絡み具合とか、判然とせず。うーん。
役者。幸和希さん。愛らしくて、生意気。かっこいい。好き。伸びやかな唄には
すっとする。彼女のずべな役とか、もっと観たいねこ。
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