オハッド・ナハリン・バットシェバ舞踊団「Ｚ／ｎａ ジーナ」
＠埼玉与野本町・彩の国さいたま芸術劇場 (1997/9/4-7 4ステージ）
全指定S6000 A4000 B3000
振付：オハッド・ナハリン 音楽：イヴリー・リダー オハッド・ナハリン
衣装：ラフェケト・レヴィ 出演：バットシェバ舞踊団
1997/9/6(土)曇り 3:00-4:30PM 1F前方より 客席８割(400人)
客層：おじさん、おばさん多めで幅広く。女性過半数。
客入れ：当日券各ランク毎、２０枚ほど。要所のホール付き案内嬢がきちんと。
初見。名前も聞いたことなしカンパニ。幾人かの推薦書き込みが動機。
舞台。オーケストラピットならぬ、奈落設置。カーテンコールじゃお茶目サービス
とても面白い。変だし、かっちょいいし。イスラエルな戦争な背景、そこの人々の
絶望、孤独、疎外感、を一人の少女との関係で描く。は、ねこには二の次。表層な
とこでいろいろ楽しめたねこ。推薦な人達に感謝。以下ねたばれ？有。
予期せぬ展開○。冒頭のじゃかじゃか音楽と叫びに予見な期待、大当たり。群舞（
つうのか）の静寂系、切な系、アバンギャルド系、ヒップホップ系の多彩。いきな
しのバンド登場にほよよ。演奏も一ひねりあり。手持ちビデオでの少女との関係描
写あり。（楽屋まで）追っかけはなんかスリリング。その映像のリフレインは逡巡
する記憶の哀しさ、あったり。
動きもつっこみ入れたい変さ。引っかかりながら、ズンドコとぎくしゃくして踊る
とか。腕広げ、なんかびらびらするとか。非日常（当たり前か）なそれらが面白い
鋼みたいな体で行われるへなちょこな動き、というのも一興。
動きのせいもあるけど、演出は受けたねこ。銃が暴発乱射→実物大「牛」が落下と
か。モンティパイソンかあ？。笑い声一部だけは、あっけにとられたか？。ぼやぼ
やしてちゃイケナイよ。首つり縄を（首に）掛け、先をぶんぶん回すと女性のスリ
ップが舞い上がるとか。悲壮な男性表情とおまぬけ場面の取り合わせ○。ロングス
カート剃髪男達も変だし。冒頭の後方で居並ぶ、口ぱくおじさんも謎めいてるし。
他もいちいち楽しめ。B,Cプロも期待したいねこ。
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