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  オハッド・ナハリン・バットシェバ舞踊団「アナフェイズ(細胞分身)」

 @有楽町・東京国際フォーラム ホールC (1997/9/9-12 4ステージ)
 全指定S7000 A5000 B3000(当日券沢山) 
 振付:オハッド・ナハリン 衣装:ラケフェット・レヴィ
 出演:バットシェバ舞踊団 

  1997/9/12(金)曇り 7:05ー8:30PM 2F席前方から 客席6割?(500?人)
 客層:20〜30才代女性中心に男女とも幅広く。男性が結構かっこいい人いたり。
  リピーターもいるのか、笑い声や指笛も結構な乗りいい客席。舞台にあげられた
  女性はとまどいも含め、堂に入った態度。仕込みかしらん、と思ったり。
 客入れ:そこここに係員はさすが公共ホール。ここ、ねこ初めてだけど、廊下に
  いると現在位置がよくわかんない。席の傾斜が急、舞台が見やすいの○。1F席
  は直前に移動してきたのか結構埋まり。2,3Fはガラガラ。こんな面白いのにさ。
  もったいないおばけでるよん。NHK入ってたから、そのうち放映、かな。

 うわーなすごさ、おとぼけなおかしさ。イカシテルいかれ具合。てんこ盛りおかず
 に満腹な疲労感ねこ。Aプロは一つまとまりな作品印象。Bプロはパーカッシブ・
 リズムでお祭り出し物印象。盆踊りならぬ、お客とのチークダンスだったりするの
 はヨーロピアン?。黒服でじゃかじゃかダンスはアメリカン?。お客スタンディン
 グ、どっちが北かわかる人?、誕生日な人?など質問コーナー→残った客を舞台に
 あげて・・は、関西某劇団風?(^_^)b。要所で日本語いれてくれるの、親切で○。

 おばかで変な動き、一杯、全開展開。冒頭の椅子ダンスとか、乱れて脱ぎ狂い、一
 人だけずっこけを初め、どっかずれてる、反復する、増殖する、またずれるな笑い
 のツボをついてて◎。それもなんか、完璧な体で演じられるから贅沢さこのうえな
 し。全編、動きまくり。しなやかで強靭なダンスは改めてぴっくり、ほよよとみほ
 れるねこ。蝋燭のように妖しく揺らぎながら、剣な切れ味な女性ダンサー達、特に
 謎めきな得体知れない、奥深さ、この世の秘密感もあって○。
 
 ねこ一番好きなの。一角獣な角つけた男性とノーマル女性。のびのびズボンの中に
 手を突っ込みあい、なにやら探るやつ。ぴょこぴょこした動き、得意然ポーズなダン
  ス(遊気舎のホルマリン兄弟みたい)、なんだかくだらなさも漂って◎。