拙者カム姉妹「ジャブレター」
＠新宿・シアターサンモール(1997/12/23-28 8ステージ)
全席指定前売り3000当日3200
作・演出：松村武
出演：松村武、八嶋智人、聖ノム、元尾裕介、住吉世〆子（カムカムミニキーナ）
村上大樹、加藤啓、成田さほ子（拙者ムニエル）、
今林久弥、明星真由美、五味祐司（双数姉妹）、吉富光宏
1997/12/25(木)晴れ 7:05-10:00PM（休憩10） 最前列から 客席８割(250人)
客層：20才代中心。女性過半数。とくにセンター前列はほとんど。
客入れ：符丁を唱えると割引、だったらしい。特典があったことすら失念ねこは
額面当日券。お兄さんの必要時場内誘導あり。
上記、早稲田系劇団（劇研と演クラ出身。ムニエルはどっち？）役者の新ユニッ
ト。「週刊明星」で愉快なネタを披露してくれてる、お馴染みの面々で。
舞台。上下袖に布でできた、もさっとしたもみの木。中央、ちと丘で高め。前方
に銀色の髑髏とぬぼーとした頭像。
お話。村人が信仰よせる山、そこに渦巻く金権、黒い欲望の企てに、超人と呼ば
れる一族の若い恋と友情が交差する。切なくて暖かないい話。おいおいな、べた
さも、クリスマスですからまあいいのかな物語。
つっても前半（２時間）は、箸休め的ギャグ満載。つうかもう休みっぱなし。学
芸会＠小学校雰囲気もある発端はそれを大人が真剣にやるおばかさあり。楽しい
ともかく変にしようとする会話。まっとうな突っ込みがオカシイ。やたら余裕で
アドリブかます役者達がいい感じ。ギャグとシリアスで、キャラと物語をきっち
り分け。きりりとして、メリハリもあり○。休憩後は急展開。本来物語世界、猪
突猛進。片思いの切なさを交え、しんみりもさせたり。ねこは、前半のガジェッ
トギャグのが楽しくて○。
役者。八嶋さん。美味しい役所で乗りまくり、受けまくり。加藤さん、村上さん
ギャグやりすぎると物語、壊すんじゃないかと心配、というより楽しみ。村松さ
ん、今林さん。なんか義兄弟雰囲気。似ているの意。明星さん。まともな芝居で
○。ギャグな周囲が気の毒に思えるときも。五味さん。出番少ない、影薄い。フ
ァンとしちゃ残念。
終演後、クリスマスプレゼント。ボールを客席、当たりと書かれた人に、チラシ
写真の６人から。R2D2型ウォークマン（村上）、おもちゃセット（めすっちとウ
ルトラの母とか）（加藤）、スオッチ（八嶋）、フラスコ（お酒入れね）サイン
入り戯曲本（村松）、フィギュア（ルパン次元ブラックジャック）（今林）、
ムダ毛剃り、稽古日記？、週刊明星招待券（明星）、でした。
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