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 Highleg Jesus  総代・演劇村への報復
  「モンスターロックフェスティバル in 亀有 〜ロラパルーザを越える日」

 @かめありリリオホール (1998/8/21-22 2ステージ) 全指定前売り4100当日4400
 構成:河原雅彦 VJ:奥秀太郎(M−6)
 出演:HIGHLEG JESUS、鳥肌実、珍しいきのこ舞踊団、週刊明星(双数姉妹)、
 ゲスト「マキミカリス」、グループ魂、21日のゲストはブロンソンズ(みうらじゅ
 ん、田口トモロヲ)

  1998/8/22(土)曇り 6:10-9:45PM 中段より 客席6割(350人)
 客層:20才代中心、女性過半数、やや笑いすぎ。ご近所?か中年客もちらほら。
 客入れ:公共ホールらしく、制服係員がきちんと誘導。バンドセットはそれなり時
 間要なれど、こんなもんかな。

 再演ねた多く、こんなものかなな。まったりみれるホールでくつろぐねこ。

 よくわかんないメンツなれど、好きな人は好きなユニットを集めた企画。いちどき
 に観られるお楽しみはあり。その分、上演4時間近いのはいたしかたないところ。

 ほとんど、既公演ねたから再構成したもの。HJ「男らしいキノコ舞踊団」に「珍
 しいキノコ舞踊団」がクレームとか、と予想どおりの趣向はあり。HJ。でかいホ
 ールでは、客いじりの危機感(ねこの席では)少ないのが淋しい。でもおばかさは
 一層感。キノコ舞踊団。今回の出演ラインナップでは客筋が違ってかわいそう。全
 体単調になりがちなのを映像や音楽に変化つけて。動きはいつもより変化つうか趣
 向がなくてもひとつ。井出?(紅い服)さんとか、きれいな動きで○。鳥肌実。い
 つもどおり、ラジカルで脈略ないトーク。以前観た単独ライブより楽しめたねこ。
 同一キャラでやったのが○。ちと受けすぎのお客あり。週間明星。こまっちゃう、
 すかすかぶり。ホールの広さを人数でカバーしても、ねたがいまいち△。ゲストバ
 ンド「マキミカリス」。タイトなバックにファニーなヴォーカル。一番ロックフェ
 スらしいのに、浮いてるのは変と言えば変。佐野史郎はドラマ収録の都合で出演せ
 ず。前日の田口トモロヲのが正直観たかったねこ。グループ魂。セッティング中の
 アニメ大うけを引継、トリでの乗りあり。ゆるいコントにも笑うねこ。映像。は高水準
 のかっこよさで◎。

 主な構成(ねた)
・HJ(HIGHLEG JESUS)
1「男祭り〜VIVA!男尊女卑」白ふんどし、背中に黒い棒、胸にペットボトルの半裸
 男達。男らしく、君が代で舞い踊り。河原のヴォーカルで男尊女卑の唄、チアリー
 ダーも入って盛り上がり。そのまま脱いで、客席乱入。ビニールホースで叩き、口
 から水吹きかけられて、お客大喜び。なんかシュプレヒコール、始球式始めますと
 ショムニ・中坪登場。で始球式。
・フィルム 渋谷公演通りで褌男とラブリー女の子が出会い編(既公演ビデオ)
2「H・J 少子化絶対反対デモ」男女組になって、徒手体操スタイルでいろいろ体
 位、365歩のマーチでSEX体操。読書の秋もいいけど、わたしゃSEXだね。
3「SHOW-NEW隊レヴュー」小林愛のラブリー、ワンショット「大好き!」
4「男らしいキノコ舞踊団IN亀有」いつもどおり、キノコマークつけパンツ一丁で男
 らしい報告。仕送りいらない、ピンサロで一番不細工の子を指名とか。ある団体か
 らクレームあり→ホントのキノコ舞踊団からのビデオメッセージ。間違えられて、
 クレームがくるとクレーム。あっさりパクリを認める団長、いいもじりは他になか
 った。しかし、この際解散しよう。と客席で踊る「キノコ」なダンサー(小林)登
 場。夕日を背にして、彼と闘いといつもの展開。しるしのキノコ(パンツ)を舞台
 において客席に突撃。結局、中坪に怒られて、客とキノコの分びんた喰らう。
5「SHOW-NEW隊レビュー」小林ラブリー再び。でも、野村にはりせんで倒され、決め
 文句をとられる。
6「人間椅子」背中に椅子背もたれ、ジンギスカンの歌で踊りながら、一発芸。

・鳥肌実
1サイレン音、非常事態演出。いつものネズミ色ぴちぴちスーツ。木箱の上にイカレ
 テル、自己紹介連呼。さんざ喋った後、42才厄年!は暗闇の中、不当な扱いに憤
 慨しながら退場。

・珍しいキノコ舞踊団
 いままでの公演から構成した、27分の作品。
1さまざまコラージュしたビデオ。Mジャクソンのビートイット(モンスターフェス
 だからゾンビか?)の曲でダンス。フィルムでは着ぐるみ熊がビデオとシンクロし
 ながらダンス。
2だれだっけ?のスローな曲。3人で。
3キノコの世界名所巡り モアイやら映したフィルムとシンクロしてダンス。
4南国夜イメージのギター、虫の音をバックに。既公演のようにビデオは投影せず。
 すっと立って、腕をへろへろとか、腕の変な動き○。
5ロックな曲。一人を二人の手で囲って、逃げてひょろひょろ動くとか。
6たりらんらんな曲。4人と着ぐるみ熊でダンス。くま(小山)がメンバー紹介。他
 のメンバーは連なってダンス。はけた後も小山の自己紹介は継続。最近、Mac購
 入、安いプロバイダを教えてくださいとのこと。袖でばいばい。
750Sか60s風ポップス。かわいくダンス。ここでも手をばたばた。
8テンポを上げて。駆け回る、2人組みになり、別れるのパターン。途中、音楽中止
 ブルー照明の静寂をいれてアクセント。
(休憩。スーパーギタリストの勝負〜踊りまくりな映画フィルム。)

・週間明星
 あれから15年、女1人、港で・・。白い鳥なドレスの明星さんが「かもめが飛ん
 だ日」唄い。バックダンサーは裸の胸にマジックでNO.0〜21。体操帽、短パン、黄
 色い靴下、鳥の翼をつけた「かもめ」達。うぃーす、NO.0(今林)リーダーが挨拶
 北から来たスパイっす。拉致して女性を連れて行くのが目的、今日はあの女。と以
 下、明星を誘うコント?延々。任務忘れてじゃれるホモ、べたべたのコントするベ
 テラン、そして最終秘密兵器「新大久保の黒豹」。海に問いかけ、新大久保クイズ
 (なんでかウォーリーを探せに)。意味不明にただ遊びたいだけなのか、誘われて
 しまう明星。と、そこに奴等がやってくる。

 拙者ムニエル加藤・村上の赤鬼2人登場。ファミコンの基板自慢?。デニーズのメ
 ニュー朗読。で、なんかかもめに胴上げされ、変な英会話、コンパ幹事の愚痴。お
 でんを食べてのリアクションエチュード、ダメだし付き。明星の過剰演技が合格。
 明星をでか女呼ばわりしながら、プロポーズする赤鬼。眞由美困って、鬼は死んで
 海に英雄として葬送。あの人に会いたい。と昔の恋人・勝彦(森田ガンツ)がかも
 め達の中から登場。紅いワンピースに着替える勝彦。愛の賛歌をアカペラコーラス
 を従えて、絶唱。二人、ラブラブでおしまい。
(・イージーライダーフィルム。セッティングのため、休憩時間。)

・ゲストバンド「マキミカリス」
 佐野史朗妻・石川真希のバンド。燐光群公演にHJの中坪と共演したのが縁で今回
 出場。佐野が加わると「タイムスリップ」というバンドになるそう。今回佐野は都
 合で出演できず。タイトなバックにファニーなヴォーカル。「雷が好きな女」「感
 電・・(?)」「目医者」「街の神話」「五月のうた」など。他もそうだけど、機
 材(ここではキーボード)が不調。

(セッティングのため、小休憩時間。熱血スポコン風俗アニメ上演。客席大うけ。男
 性性器がオットセイのおやじマンガ「やるきマンマン」(だっけ?)と同じ人が原
 作らしい。凄腕風俗嬢となんか勝負する男。いかない男に、鬼のトレーナーとの修
 行時代を回想する風俗嬢。へんなメタファー、思い入れたっぷりの演技、お嬢様出
 身なのに直裁な表現、なんか妙な美意識に笑うねこ。)

・グループ魂
 いきなりギターアンプ不調。このやろー、たのむよとなだめすかす宮藤。
1グループ魂のテーマ。いろいろつっこみ、バイト君のぼけといつものパターン。カ
 レーに毒、バイアグラ、ゴジラとか。
2バイト君の夏体験物語。ナンパするためにバイト。群○県は女いないから、男祭り
 じゃ、ロックがないロックフェスじゃ。時限爆弾つくり、反省会へ。
3皆川猿時ワンマンショー。珍しく受けてます。娘が病気。受けなくとも舞台にたつ
 悲壮な姿を、つかこうへいに。抱きかかえられ、慰められて退場。
4レズビアンの2人(阿部、宮藤)。バカラックのメロディにのりあれこれ。上方落
 語名人を、フランス語風にメロディにのせたのに笑うねこ。
5長老が瀕死の重傷。助けるために、医者と薬局の間を堂々巡りにおつかする青年。
 毎回、麦茶を飲まされて、へろへろ、気分わるそう。役作りしない木訥キャラに場
 内くすくす笑い。
6渋谷○一(宮藤)のブリティッシュロックの歴史。演奏するのは3人組「ブラー」
 (って胸に書いてある)。イギリスから皇太子(5の青年。キャラ変わらず。)を
 ゲストに迎えて。クリーム「間違えた」、を野球コントで。エルトンジョン「ルイ
 ーズは靴ひもがない」、をアベックコントで。客からのリクエストでXJAPAN「ダリ
 ヤ」、をパジャマコントで。最後の駄洒落落ちは場内と皇太子に受ける。わかりや
 すいせいか。

・フィナーレ 河原総代がメンバー紹介。紹介されなかった、鳥肌が全員引っ込んだ
 後でいかれたトーク、キャラは42才厄年、衣装は一枚布を首から通しただけ。