PARCO制作「ラヴ・レターズ」〈LOVE LETTERS 12TH ANNIVERSARY〉
＠渋谷 PARCO劇場 (2002/8/5 1ステージ）
http://www.parco-city.co.jp/play/
全指定 前売4000円 当日4500円
作：A・R・ガーニー 翻訳・演出：青井陽治
美術監修：朝倉摂 照明監修：沢田祐二 音楽監修：高橋巌 製作：伊藤勇
プロデューサー：大竹正紘 制作：尾形真由美ほか 企画制作：(株)パルコ
出演：
松尾スズキ[大人計画]：アンディ
荻野目慶子：メリッサ
2002/8/5(月)晴れ 7:07-8:53PM(45/休15/45) 前方より 客席満員(465人)
客層：20才代最多に女性7,8割。良々、村杉、猫背、はいりと役者さんもちらほら。
客入れ：当日券は電話予約のみ。詳細不明。今回分掲載パンフは来夏発売とか。
物販。原作本、過去シリーズ公演パンフ。
今秋「業音」で競演の二人による、ロングラン往復書簡朗読劇。
舞台。水差しをおいたテーブルを挟んでゆったりイス（上・メリッサ、下・アンディ）
お話。性格違いの二人だけど、幼い頃からペンパル。交わしたことはあっても、結ば
れたことはなかった2人の物語。
好対照にいい感じ。服装。荻野目さん。クリームのノンスリーブにエメラルド
グリーンのプリント柄・巻スカート。胸に木彫りのペンダント、足に金色のサンダルで
トロピカル。後半はブルーチをエメラルド色、サンダル黒、シックに肩に掛けてドレス
然。松尾さん。小さな水玉柄の半袖シャツ、黒ズボン。後半、ネクタイを締めて、
ジャケットを着て、モノトーンスーツ。
奔放な感情人間メリッサ＝荻野目、手紙大好きの理性人間アンディ＝松尾、でくっきり
荻野目さんは朗読じゃなく、本を離しての一人芝居、メリッサなりきり。後半、狂気
をも覗かせ、叫び、囁いて、引き込まれる入魂演技。対して、淡泊に朗読徹底の松尾氏
とても上院議員にはみえないけど、素のアンディかくあらんな木訥ぶり。ラストの
別れの言葉がしみじみ泣けて◎。カーテンコール、晴れやかな荻野目さんと気恥ずか
しげに笑う松尾氏もいい感じ。
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