ホリプロ「奇跡の人 THE MIRACLE WORKER」
＠渋谷 シアターコクーン（2003/3/2-4/5 40ステージ）
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
全指定 前売り S席8400円 A席6300円
＠大阪 近鉄劇場 4/7-13 16ステージ
原作：ウィリアム・ギブソン 翻訳：額田やえ子
演出：鈴木裕美［自転車キンクリートstore］
装置：堀尾幸男 照明：小川幾雄 衣裳：八重田喜美子 音楽：横川理彦
音響：井上正弘 ヘアメイク：高橋功亘 殺陣指導：川原正嗣
演出助手：坂本聖子 舞台監督：二瓶剛雄 宣伝美術：高橋雅之
企画協力：笹部博司 プロデューサー：花里千種
エクゼクティブ・プロデューサー：金森美弥子 企画制作：ホリプロ
http://www.nifty.ne.jp/forum/ftheater/news/2002/021115.htm
出演：下記参照
2003/3/15(土)小雨 1:05-4:16PM(59/休15/61/休10/43)1F最前方 客席満員（810人）
客層：老若幅広く、女性7,8割。
客入れ：開場時で全席当日券あり。折り込みパンフなし。物販。パンフ(□25cm 50
ページ 1500円 オールカラー 役者写真とてもきれい）
大竹しのぶ・アニー、１７年・６演。
舞台。初演同様。素の劇場に、玄関、ダイニング、二階を全て晒した装置。極シン
プルなホワイトオークの調度共、人間が主人公の舞台装置として、とても潔い。
お話。身も心もぼろぼろの人生、生きるために世界と激しく闘ってきたアニー・サリ
バン。不安を抱えながら、盲目聾唖の少女ヘレン・ケラーの家庭教師として、新たな
闘いに望む。２人の和解、それはヘレンのというより、アニーの救済となるのだった。
幸福な舞台。鈴木杏・ヘレン◎。一見、獣のような物腰、仕草。だけど、悪戯で聡明
、生きていく幸福感に溢れた内面は抑えきれず。可哀想なんて全然思わせない。
そんなヘレンを楽しそうに（障害な演技はきちんとしつつ）演じる鈴木杏。２人の
幸福な出会いに微笑みねこ。クライマックスの「ウォーター」はとっても自然。奇跡
じゃなく、現実的。だから、じんわりと感動、胸に残ったねこ。
可哀想でしかたないのはアニー。クライマックスは彼女のための花束のよう。大竹
しのぶ・アニー。闘う女の面目躍如、まるでリングでファイティングするように、
丁々発止の演技交換。もちろん、勝ち負けではなく、切磋琢磨の意で。主役２人の
すばらしさに、励起される脇役達。活きづく舞台が楽しくてしょうがないねこ。
役者。２人以外。板挟みで歪んだ役所に適役・長塚圭史。迷える様に人間味が滲み
出てステキ・キムラ緑子。
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シアターコクーン ←
2000/2/28-3/26 2003/3/2-4/5
34ステージ 40ステージ
愛知勤労会館
3/28-4/2
大阪近鉄劇場 ←
4/4-4/16 4/7-13
Ｓ席8400円 ←
3時間5分 3時間10分
(休憩2回 25分含）
原作：ウィリアム・ギブソン
翻訳：額田やえ子 ←
演出：鈴木裕美 ←
装置：堀尾幸男 ←
照明：小川幾雄 ←
衣裳：八重田喜美子 ←
音楽：横川理彦 ←
音響：井上正弘 ←
舞台監督：二瓶剛雄 ←
宣伝美術：高橋雅之 ←
出演：
アニー・サリヴァン ：大竹しのぶ ←
ヘレン・ケラー ：菅野美穂 鈴木杏
ケート・ケラー(母) ：余貴美子 キムラ緑子[Ｍ.Ｏ.Ｐ.]
アーサー・ケラー(父) ：渡辺 哲 辻萬長
ジェイムズ・ケラー(兄)：池田成志 長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース]
アナグノス(盲学校校長)：吉田鋼太郎 ←
エヴ伯母 ：平木久子 松金よね子
ヴァイニー(召使) ：安田ひろみ 歌川椎子[自転車キンクリートstore]
サミー(その夫) ：青木鉄仁 トム 小村裕次郎
パーシィ(その子供) ：田辺謙一郎 ←
マーサ(その子供) ：小椋あずき ←
ジェーン（生徒） ：中込佐知子 岡本易代
ローラ（生徒） ：佐藤絢子 小林洋子
アリス（生徒） ：松本明子 日向葵子[花歌マジックトラベラー]
ビアトリス（生徒） ：村石絵里奈 鈴木美紗
セアラ（生徒） ：安井奈緒香 石丸椎菜(今回)
沼澤佑香 黒沢朋世
ベル（飼い犬） ：ベル マギー
ちなみ、大竹しのぶ・アニーは今回６演。歴代ヘレンは、86年安孫子里香、
87年荻野目慶子、92年中嶋朋子、98年寺島しのぶ、2000年菅野美穂
［月間一覧］
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