＠渋谷 PARCO劇場(2004/5/14-6/6 21ステージ）
http://www.parco-city.co.jp/play/
全指定 前売り当日とも 8400円
＠大阪 シアター・ドラマシティ 6/18-20 3ステージ
＠仙台 電力ホール 6/15 1ステージ
＠新潟 新潟市民芸術文化会館・劇場 6/17 1ステージ
＠名古屋 愛知厚生年金会館 6/21 1ステージ
＠追加公演 新宿ナイツ 東京厚生年金会館 6/23-24 2ステージ
作：ジョン･キャメロン・ミッチェル 作詞・作曲：スティーヴン・トラスク
翻訳・演出：青井陽治 音楽監督・編曲：横山英規 美術：二村周作
照明：吉川ひろ子 音響：山本浩一 ヘアー：赤間賢次郎 メイク：久保田直美
演出助手：槙 圭一郎 舞台監督：北条 孝、上田光成
制作：田中希世子、村田篤史 企画･製作：パルコ、ニッポン放送
出演：
三上博史：ヘドウィグ
ROCK BAND“THE ANGRY INCH”
エミ・エレオノーラ（公式ＨＰ）：イツァーク , Piano , Chorus
横山英規：Bass
中幸一郎：Drums
テラシィイ：Guitar
近田潔人：Guitar
2004/5/23(日）小雨 4:07-6:01PM(1'51) 中段通路前より 客席満員（450人）
客層：20才代女性8,9割。地味な演劇ファン中心も、ライブ乗り若干客は躊躇なく踊り
客入れ：当日券不明。劇場係員がいつになくコスプレ、ロビーの銅像も同様。劇場
案内はＴシャツだし、一般客とみわけつかず。最前方２，３列には自分の身は自分で
守るビニールを配布（でも、避けるような人はかぶりつきに座らないか、歓声あげて
たし）概ね客席乗りは地味、有志がスタンディングする位。カーテンコール、無理
矢理っぽく1回（アンコール曲を歌う気配もなし。拍子抜けの向きも少なからず？）
折り込みパンフなし。物販。パンフ（B4大判 ＣＤ付 1800円）でかいので小さめの
かばんには入らず。手提げ袋あり。ポスター1000、500円 ほか関連書籍など。
映画で既知、ミュージカルとして本邦初上演。ねこ初見。
舞台。キャットウォーク然とした十字形のメタル床。正面、レンガ倉庫な入口扉。
上部に歌詞、イラスト、報道記事ら映像を適時投影、進行をバックアップ。バンドは
後方、十字両脇に常駐。
お話。1960年代。東ドイツの少年ハンセルはロックシンガーになる夢を叶えるため、
アメリカ兵との結婚を決意。しかし、お粗末な性転換手術で「怒りの１インチ（アン
グリーインチ）」が残ってしまう。渡米するも離婚、細々とバンド活動を行い、
やがて少年トミーと出逢う。トミーはヘドウィグの曲を盗んでロックスターに上り
詰め。裏切られたヘドウィグはトミーの全米コンサート会場を追いライブ活動。
果たして、ヘドウィグは魂である歌を取り戻し、「愛」を見つけることができるのか。
三上博史、やってくれるじゃん。グラムロックにのって、見事なドラッククイーンぶり。
拍手。怒りと哀しみを激しくパンキッシュに、情感欠かさぬ余裕さえ感じさせる
演技でやりきり。終演後もこのまま走りぬくぜ、なオーバードライブ感◎。
聞かせるバラード曲での切々さとした様にも痺れるねこ。
PARCOをロフトにかえた、ムーディな美術とスタッフ込みのコスプレ○。お客は自己
流スタイル。踊るもよし、スイングするもよしと、大人に各自参加してて、いい感じ
なり。劇団☆新感線な角だし衣装の過剰さ、はまり。終盤近くの本当の自分発見＝
「裸」衣装は、ちと寒くて情けないものあり（傷ではないけど）。うーん、映画、
あとブロードウェイだと、どうなのかしら。
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