＠神楽坂 神楽坂die pratze(2005/8/25-28 5ステージ）25アフタートーク
http://www.geocities.jp/azabubu/
一般前売2500円 当日3000円 学生 前売2000円 当日2500円
「ダンスが見たい！７」５回券（一般9000円学生7000円）通し券（一般18000円、
学生15000円）
照明：滝之入海 映像：高橋啓祐 音響：加藤由紀
主催：ダンスがみたい！実行委員会
2005/08/26(金)晴 7:33-8:44PM(1'11) 中段より 客席ほぼ満員(70人)
客層：20-30歳代中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：整理券発行、開場時で10数人、次第埋まる客席。桟敷1、雛壇にパイプ椅子
3列＋ベンチ3列。舞台幅いっぱい使うので後方のが○、間近で見たい人はこれに
よらず最前方が○。通路は中央のみ、休憩なしなので、途中退場は難。トイレ注意。
折り込みチラシ、それなり厚さ。パンフ。A5 1枚。矢内原、予定目白押し。
物販。Tシャツ、DVDなど。
コンテンポラリダンスと不思議演劇、趣は違えど意欲的な2組＋多彩なゲストでの
ダンスバラエティ。高速がちゃがちゃ感に、心情を鮮烈にフラッシュする
「chocolate」。内輪の関係性・竹田靖＋横山旬、他者の干渉・「Here,not now」
それと、コスプレな出で立ちでコミカル展開・たかぎまゆ。ら、7,8分の作品を間断
なくつなげ、スピーディでスムースに進行。カーテンコールも含めて、その乗りや
よし。 後半はボクデスこと、小浜正寛貸し切り。徹頭徹尾、あの手この手で脱力
演出。高橋映像とのコラボレーションは奮闘するほどに、とほほな味わいを増して
愉快。
プログラム
小浜さんがのそっと現れて諸注意。合間にジングルと歌い出したり。
1 ニブロール「chocolate」(14分)
振付：矢内原美邦 出演：佐川智香、矢内原美邦
昨夏の吾妻橋ダンスクロッシング上演作品・改訂版とか。前半CG。UFO、ミステリー
サークル、UFOの搭乗員と接触し連れられる男。コラージュ画像を追加、よりスパイ
シー。後半2人登場。調度は椅子一脚。UFOに破壊される都市、G線上のアリアら
美しい音楽・ドラムンベース混じり を背景に関係性なダンス。上着を脱ぎ着せ、
匂いを嗅ぎ、手をさしのべ、引っ張り合う。がちゃがちゃとした所作を切れよく、
高速に展開。孤独と断ち切れない望む、感情が痛いほどに伝わり。有機的に物語る
ダンスが胸に響いたねこ。
2 竹田靖＋横山旬(日替ゲスト) タイトル不明(7分)
ぼっさりパーカー男、突然手を横スリ動作、壁を向いて小便仕草。もう一人に仕事
休みかとか聞かれ、会話。もう一人はトイレ大をすます仕草で時々ダンスめき。
日常に特異な動きが現れるおもしろさあり。
3「Here,not now」(8分)
振付：Luke George(Austraria)
出演：石立大介、Luke George
石立さん、スポーツタイプの普段着で登場。手で体に当て、わさわさと触れる仕草
連続。上手の床スポットに触れると活性化、人形ぶりにも見え。その中で小さなスク
ラッチカードを拾って拾ったり。Lukeさん、ビジネスマン風にネクタイ締めて登場。
石立さんの足を引っかけ、引き回すようにちょっかいしてデュオ。さらに職務質問な
雰囲気で対すると、石立さんの手から山のようなスクラッチカードが続々、床に
降り。
一転、馬鹿ラック風ののどかな曲でなだらかなデュオ。ラストなにを思ったのか、
Lukeさんがズボンを脱ぎ、やたらリラックス。二人で和んでおしまい。
手足の所作ら細かい動きの石立さん、切れよく体全体で動くLukeさんと、素性の違う
ダンスの取り合わせが面白い。
4 たかぎまゆ(日替ゲスト) タイトル不明(8分)
黒ワンピミニドレス、金髪の上にピンクの付け毛、目元メイク派手目のゴスロリ？
衣装。黒いギターケースの表に深紅のバラをつけて、手に持ち。おもむろにケースを
起き、わたふたとあけ、取り出した赤いバラを口にくわえ。前側に進みでて、
「日替わりゲスト」の紙を見せてずっこけ、大丈夫と安心？させる。
私のかわいい恋人♪とシャンソン。ギターケースを立てて、手でなぞったりしながら
小さく踊り。ボサノバ曲でフィナーレ。観客役の矢内原らが拍手、バラと遠慮がちも
金一封ののし紙付き封書を渡し。お客にサービスのたかぎの後ろでは、事務的に
矢内原らがスクラッチカードを片づけ。
5 ニブロール タイトル不明(4分)
４の転換の続き。小浜さん自ら床にテーピング。場つなぎ？で、椎名林檎「おだいじ
に」 佐川智香、矢内原美邦「chocolate」に繋がるデュオ。それぞれに別れ、
わななき、時にユニゾン。離れて苦しい矢内原。
6 ボクデス「ボクデスの『メガネデス！』」(26分)
作・演出・出演：小浜正寛 映像：高橋啓祐 美術協力：ボク松本
・電車車掌の帽子と白シャツ、で黒縁眼鏡。壁際スクリーンにコの時に白線。どですか
でん、とジングル声だし。白線の内側にお下がりくださいとまんま駅員芝居。床に
さわって熱いと痛い顔など、あらざる動き。背景一面にＣＧ。日本地図模様の牛が
大行進、中から赤い蝶が飛び出してシュール。目まぐるしく牛が増殖、変化する映像
はラストまでノンストップ。
・牛の気ぐるみ、お尻に牛頭。狂おしくばたばたと動く。
・「眼鏡鉄道〜」と一人芝居。運転手、車掌、乗客 みんなボク。のはずなのに、先頭
車両から「おい、そこの中年！」など曲の歌詞で呼びかけられ（吹き出しの映像）。
・吊り輪とデュオ。片手に吊り輪をもって一緒に傾いたり、ユニゾン。
・弁当売り、実は人形劇。牛が眼鏡の悩みを聞くコーナー。「イマジン君」ほか、
しだいへんてこになっていく眼鏡。
・ダンスがみたいとの一人勝手な要望で、立ったまま指先だけで踊り。ラストはヘリコ
プターの羽状指をつけて、指コプター。
・スクリーンに小さな四角点。虫「眼鏡」でみると、メガデスのCDジャケット。地獄に
いくのはイヤだ、自分はやりたいようにやるんだなように自発。映像との共演。
さらばシベリア鉄道♪。映像のフラフープを回す、四人の自分とユニゾン、
牛にかまれて大出血とか。
脱力な不思議演劇、へたうまのくすくす笑いあれこれ。脱力なんにあれこれとサービ
スてんこ盛りで、楽しいところ。映像とのコラボレーションは不思議内容をつくり
こまれ、作り手のこだわりを感じるねこ。
7 フィナーレ(4分)
小浜、矢内原、佐川、石立でアイドル乗りで踊り。客に紙テープを渡して、一斉に
投げさせ盛り上げ。
日替ゲスト26日：たかぎまゆ、竹田靖＋横山旬 27日：康本雅子、ラストソングス
28日メキシコ、chinkinodan(予定）
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