＠横浜馬車道 BankART Studio NYK(2006/1/20-22 3ステージ)
http://www.h7.dion.ne.jp/~bankart/
全自由 一般前売2500円 当日2800円 学生前売2000円 手塚夏子との通し5800円
構成：新鋪美佳 振付・出演：新鋪美佳、福留麻里
舞台監督：寅川英司 音響：牛川紀政 照明：森規幸[balance inc.DESIGN]
宣伝写真：石田直久ほか 宣伝美術：宇治野宗輝 企画：中村茜
主催：ＳＴスポット 共催：横浜市 助成：神奈川県 芸術文化振興基金 セゾン
文化財団 協賛：アサヒビール、トヨタ創造空間プロジェクト
「横浜ダンスコレクションＲ」提携事業
2006/1/21(土)雪 6:37-7:24PM(47) 下手前方 客席満員（80人）
客層：20歳代中心に中年層も。女性6,7割。二人、グループ連れ多め。
客入れ：とっても広いワンフロアの一角にスタジオ。会場隣にて映像インスタレー
ション。2方に客席、桟敷１、以降雛壇にベンチ1椅子3。角のぼんぼり下が見える
席が○。荷物預かりは頼めばあり。折り込みチラシそれなり。折り込みパンフ B6
3ページ。データ、挨拶、予定掲載。次回公演。3/15＠Bank art「るる ざざくろ」
3/17-19サンハートホール「北北東に進む方法」 物販。靴下付きプロモDVD
カーテンコール1回。
手塚夏子パフォーマンスとの同時上演企画。
舞台。真っ白。平台にはブルーの放射状の線がいくつか。前方角上に楕円形の白い
ぼんぼり。
構成。いずこか共に見やりながらのユニゾン。飛翔ポーズら、旅を思わせるイメージ
密に絡み、意識しながら融和はしない、関係性ダンス。場面毎、暖色と寒色の明かり
ぼんぼりの追加などムードを付加。
淡くカラフル、より多彩になったデュオダンス。予定調和に堕ちない動き、つかず
離れずの妙なる関係性、持ち味ダンスが緊密、シームレスに展開。絶えず変調を繰り
返し、一つ所に留まらない多義多彩さ◎。体力アップ、ますます油に乗った充実感を
感じさせつ、すらっとノンオイリー。クールでかっこよし。照明やオブジェの
ムーディを押しつけることなく添え、椅子装置も活用。より幅を広げた表現成果に
次回への期待がつのるねこ。
構成覚え書き
・暖色の豆スポットの明かり。同じ向きに縦並び、ユニゾンの仕草。上〜うつむき、
横になる（かな）。しんとした緊迫感が漂い。
・ブルーの薄明かり一面。たなびくような、泳ぐようなユニゾンの動き。それぞれ
乱調子になって、静止。
・通わない関係性ダンス。子供ぶりのような日常仕草をいれつ。時々追従。雨音が
聞こえる。
・女声＋雨音。１人を中央において、公転。転がす。起き上がり、怒ったかのように
追いかける。
・ぼんぼりに明かりが入り。その下、背中あわせで手を組む。床の上、縦に並び、
膝でにじり進む。片手をあげて、空に文字を描く。
・組み体操のような絡み。縦にならび、飛行機？に手を横に広げる、鳥のはねのように
上下する、船のオールを漕ぐような動き。
・前方のスポット明かりの縁に２人座る。一方が光に手をいれた後、顔に当てる。
水をすくい、潤すように。
・体操めいた動き。絡みながらポージング。片手を相手の肩に「接着」しての絡み。
・音楽入り。床上でのユニゾン。関係性ダンス。
・ぼんぼりに明かりが入る。風鈴の音。手など震えるような動き。明かり明滅。子供の
声。接近し、拒絶され、喧嘩にいたるな絡み。相手の動作に反応しての掛け合いの
動き。
・自分の影を壁に２面に投影。両足を広げたり、屈んだ姿勢。太ももから手を出して
みたりの影。
・木製の古風な椅子をもってくる。ドラムンベースのような音楽、次第高揚。四つん
ばいにし、足で背中を上げ下げポンピング。椅子を使い、高低差を使ってのポージン
グと絡み。
・セーリング〜なヴォーカル曲。再び、飛行機な、ボートな動き。
・ブルーの薄明かり一面。１人が先にさる。しばし後、椅子を持ち去り、捌ける。
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