＠吉祥寺 武蔵野市立吉祥寺シアター(2007/2/24-25 3ステージ)
http://www.musashino-culture.or.jp/theatre/index.html
全自由 一般前売3000円 一般当日3500円 学生2500円
構成・演出・振付・美術デザイン：白井剛
舞台監督：桑原淳 照明：関口裕二[balance,inc.DESIGN] 音響：牛川紀政
衣装:斉藤絵美 音楽:イノウエユウジ aka dill 主催：AbsT 制作：ハイウッド
出演：岡本真理子、楠原竜也、上月一臣、森下真樹、白井剛
2007/2/24(土)晴 8:05-9:11PM(1'05)中段中央 客席満員(200？人)
客層：20歳代中心に幅広く、女性7,8割。
客入れ：整理券、整列ともなし。なんとな20,30人ほどで開場。場内誘導は遅刻客
のみ。当日券は開演10分前入場、と事前アナウンスしてない？。客席AB撤去。
折り込みチラシ結構、落とす人ちらほら。パンフ A5 3ページ。挨拶、プロフィ
ール、予定。次回。5/18＠伊丹アイホールにて弦楽四重奏団と競演。8/4,5＠シア
タートラム トヨタコレオグラフィーアワード受賞者公演。
カーテンコール1回1分。
白井剛 新ユニット。男女、その内青年と男子混合チーム＋男一匹ソロ白井な印象。
舞台。どこぞの現代美術インスタレーション。上手前に吊られたシンバル、受け口と
上方を向いたシンバルのスタンド。下手前に吊られた四角いポットに蕾の花一輪。
その奥にシンバルをおいた傾斜板。シンバルを吊ると○穴があり。
構成。白井ソロと、男女4人のコンタクトダンス。バネめきつ、さりげな白井の
立ち姿と緩急、静と動を往き来する動き。オブジェともゆったりと絡み、重なる
男女4人。
緻密もレイジー、ゆったりと楽しめるダンスショー。白井ソロに男女4人の動きが
重層する構造。個々のダンス個性に加え、コンタクト、オブジェとの絡みが種々。
半身脱ぎやらで無茶する男性、クールにしてる姐御肌な女性が時々突出して面白く。
ボキャブラリー豊富で興味尽きず。盛り込みながら破綻ならず、緻密に構成され。
それをまったりと緩やかな時間の中で展開して、リッチな印象。次回が楽しみねこ。
構成 覚え書き
・白井ソロ。横向きで起立。背中が弓なりに揺れ。貯めて、片足を前に踏みだし。
広げ、後方へ。下手のポッドヘジャケット脱いで掛け。蕾は首代わり。坂を上がり、
シンバル蓋が上がり開いた穴に滑り込む。
・花が上に上がり、男女4人のシーン。3人＋倒れる森下。倒れる、膝を折る、伏せる、
後方へ下がるをとりどりに。対角線に立ち、散開。坂の上に上がる者、人形ぶりに
緊縛した動きをする者。坂にある、床に伏せる、脇に立つととりどり。穴から森下が
でてくる。男女ペアになって、コンタクト。床に伸びる3人とクール顔で立ち歩く
森下。森下は一人を担ぎ坂の上に。だるだるの動きにレイジーなギター。
・白井ソロ。シンバルに水滴。震える白井。中腰でゆっくりと立ち。シンバルから
たまった水を落とす、叩く、噛む。ＢＧＭ音は水滴、どすどす低音。声を出しながら
下手。花瓶から上着を取ると、花瓶から砂が落ち始め。腕を横にして回転。坂を
四つんばい、口をぱくぱくと開けて音だし。坂の向こうへ消える。
・男女4人シーン。ブルース音楽。口を開けて声だしながら、床で絡む。立ち上がろう
としたものは押されて、伏せられる。立ち上がった男女の姿勢を整えようとする。
一列に床に寝る、男女ペア。一方が起きて、相手の上に上がる。ハワイアン？
カントリー？音楽。女2人がふらふら、男子2人が激しく。男子1人上半身脱ぎ。4人で
揺れて、転がる。電子音。坂の上に立つ１、くねる男１、麻痺する女１。
・坂の板が吊られ、シンバルが蓋していた穴から光が後方壁に映り。坂の裏側は真っ赤
女が揺れ、男ががくがくと人形ぶり。吊られた板の前にでる。後ろから白井が現れる
とりどりの動き。3人が揺れ、白井は床で四つんばい。白井の上に男子1が乗り、
立ち上がる。馬乗りにあって歩かせ、やがて崩れる。
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