＠阿佐ヶ谷 アートスペースプロット(2007/6/29-7/1 5ステージ)
http://www.theaterguide.co.jp/theaterinfo/tokyo/shin_jyuku/artspace_plot_h.html
全自由 前売1800円 当日2000円
作・演出：津久井亜以[ロリータ男爵]
振付：依田朋子 舞台監督：森知行 照明：萩原賢一郎（ライトスタッフ）
音響：原島 宣伝美術：伊従史子 演出助手：清水俊樹 制作：はなとゆめ
出演：
吉原朱美 ：グラ [ベターポーヅ]
馬場悠理子：ムギ
丹野晶子 ：メガネ [ロリータ男爵]
下尾里美 ：シャララ
吉田麻生 ：マキロン [むっちりみえっぱり]
福屋吉史 ：バネッサ [ロリータ男爵]
工藤史子 ：メイドのイチゴさん
樋口洋志 ：パリィ先生
佐伯さち子：ひぐらし先生 [野鳩]
森田ガンツ：むくどり先生 [猫のホテル]
森知行
2007/6/30(土)小雨 7:08-8:13PM(1'05)後方上手 客席超満員(70人)
客層：20-30歳代のコアな演劇ファン、関係者、興味本位。村松利史さんの姿あり。
客入れ：前売り完売、整理番号付チケットにかかわらず、開場時は数人しかおらず。
劇場が見つからないのか、閑散故時間つぶしにいったのか。結局、補助４立見７の
大入り。桟敷２ベンチ３、立見はベンチをずらして壁際へ誘導。柱の前が空いてたり
詰める余地あり。荷物預かりあり。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 3ページ
挨拶、配役、スタッフ、予定。物販なし。カーテンコール1回。
ロリータ男爵の新人なの？な、津久井亜以個人ユニット。花ならデイジーなラブリー
女優を集めての一回目公演。
舞台。花模様をプリントした正面壁、両脇に紳士・学園出資者のタブロー。緑青色
のテーブルと小椅子。
お話。森の中の寄宿舎。そこで乙女達は官能小説家に育成される。宿題は男性性器
をものに例えて、物語をつくるとか。がんばって頭をピンクに染め、走らすペン。
でも勉強より好きなのは男子より優しい女性教師。そして校則を破って森で遊ぶ
こと、鬱憤晴らしにメイドいじめ（メイドはいじめ日記つけ）。とある日男性教師
が赴任してきて、教師も生徒も大緊張。優しくて安心も自ら校則破りを奨めるのに
生徒達は困り顔。そんなところに事件。校則破りの女子生徒が反省房入り。ついで
人気者の女性教師が過労から倒れてしまう。
マンガなお話と演技が素直に楽しい。細かいこだわり演出と、ここ個性的演技が
いちいち面白い。朱美さんの（実は照れ隠し？）なダミ声と嫌みな視線。丹野さん
の野放しな間合い演技。佐伯さんの藤子不二雄なぱたぱた仕草。吉田さんの浅倉南
な台詞と心は男子ぶり。ガンツは教師なのに、いつの間にか気のいい下男芝居。
なんかもう、みんな愛らしくて、プリチー。愉快時間を過ごせたねこ。
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