＠下北沢 駅前劇場(2007/9/14-18 9ステージ)
http://www.honda-geki.com/ekimae.html
全自由(整理番号付) 前売2700円 当日3000円
学生割引・大人(40才以上) 割引2000円
脚本・演出：福原充則 舞台監督：中西隆雄 舞台美術：稲田美智子
照明：河上賢一 音響：中村嘉宏 劇伴：西山宏幸 大道具：岩田暁
小道具：笹野茂之 宣伝美術：岡屋出海 演出助手：新野彩子
写真：斎藤ジン 制作：三村里奈（MRco.） 企画製作：ピチチ５
http://www.ne.jp/asahi/de/do/pichi.html
出演：
第一話 フォークの神様
三土幸敏[くねくねし] ：加奈崎
大西智子[あなざーわーくす]：ヨーコ
吉見匡雄 ：タカシ
碓井清喜 ：マサル
第二話 俺よ、さらば
植田裕一(蜜) ：上村
オマンサタバサ[ゴキブリコンビナート] ：吉田
竹井亮介[親族代表]：高梨
第三話 2007年霧中の旅
竹井亮介 ：社長
大西智子 ：とし子
三浦竜一 ：見習い
第四話 独裁ミー！
オマンサタバサ ：前田
山下純[こどもとあそぶ] ：近藤
中西広和[温泉きのこ] ：マネージャー
吉見匡雄 ：バイト君
2007/9/17(祝月)残暑 7:35-8:56PM(1'20)最前方中央 客席満員(110？人)
客層：20-30歳代中心、ときどき中年層。男女半々、
客入れ：桟敷2、ゆるひな壇に椅子席7列。誘導、荷物預かりあり。折り込みチラシ
それなり。折り込みパンフ B5 3ページ。 アンケートはボードと鉛筆付き。
物販。フィギュアとか？。 カーテンコール1回。
初見。ゴキコンのオマンサタバサら客演につられたねこ。
舞台。朱色一面、上手下手に円弧を描く平台。桟敷客席に2本の仕切り、実は台車
装置のレール。クライマックスで、自転車一体男が桟敷客の頭上に移動して覆い。
お話。「フォークの神様」かつて注目を集めたフォーク歌手は記憶の中だけの人、
今は落ちるだけ。妻は夫のふがなさが我慢たまらない。一念発起、夫は悪魔に魂を
売り渡そうとするが、ダメ魂と買ってももらえず、惨め。
「俺よ、さらば」40歳を過ぎて独身、人望なく、仕事ぱっとせずな男達。その一人に
恋人ができて相談をうけ。でもどうしたらいいものやら、当人もすっかり後ろ向き。
奮闘努力も虚しく出した結論は自殺。俺たちが死ねば世界は面白いやつで満たされる
んだ。
「2007年霧中の旅」零細工場は火の車、見習いは高飛車で、社長の悩みは尽きず、
出口なし。唯一の希望は娘だったが。
「独裁ミー！」30過ぎてバイト男と自信がない店長。バイトの高校生にいいように
いわれ。もう考えるのはいやだ、北○鮮にいって独裁された、ただの歯車になりたい
と熱くマイナス思考。好きなものは自転車、ならば自転車になろうとするものも現れ。
熱く語られるマイナス思想、屈託した男達の決意がむしろ清々しい。やたらとテン
ション芝居が全編。もりさがる惨めな物語と相反、とほほ笑いを否が応でもうみ。
情けない顔が巧すぎる俳優達が味わいを増し。どうしようもない、を突き抜けた
面白さを感じさせて○。
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