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 Piper 10周年記念公演第2弾「ベントラー・ベントラー・ベントラー」

 @全労済ホール/スペース・ゼロ(2008/10/8-19 18ステージ)
 http://www.spacezero.co.jp/index.html
 全指定 前売6500円 当日6800円
  @福岡 福岡市民会館 10/22 1ステージ
  @名古屋 愛知県勤労会館 10/25 1ステージ
  @広島 アステールプラザ 10/29 1ステージ
  @大阪 イオン化粧品 シアターBRAVA! 10/31-11/3 6ステージ
  @仙台 電力ホール 11/6 1ステージ

 作・演出:後藤ひろひと 音楽・編曲:山内圭哉、石田雄一 振付:竹下宏太郎
 美術:中根聡子 照明:黒尾芳昭 音響:原田耕児 衣裳:木村猛志
 ヘアメイク:有吉奈津子 演出助手:高野玲 舞台監督:瀬崎将孝
 宣伝美術:東學[188] 制作:永田聖子、長谷川由美
 プロデューサー:仲良平、加藤ともみ、永田聖子 制作:ネルケプランニング
 企画・製作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
 出演:
 後藤ひろひと:作家、軍曹
 山内圭哉 :ひろゆき
 楠見薫  :みづほ
 平田敦子 :たま子

 川下大洋 :さかき
 松尾貴史 :ボビー

 鈴木蘭々 :椎名
 竹下宏太郎:達也

 腹筋善之介:本木

 2008/10/13(月祝)晴 6:05-7:59PM(1'47)最前方中央 客席ほぼ満員(350人)
 客層:20-30才代中心、女性過半数。
 客入れ:当日券あり、詳細不明。ロビーで宇宙服の人うろうろ、記念写真コーナー
 あり。折り込みチラシ結構、パンフ無し。物販。パンフ A5厚手 2000円。未購入に
 付き内容不明。トレカ500円、がちゃがちゃ(販売休止)スプーンとフォーク1000円
 キーキャップ600円、Tシャツ2500円、ストラップ600円。 カーテンコール7分3回
 腹筋さんの1人芝居さわりあり。なんかもう長い。

 スプーキー・ハウス(2004)、ひーはー(2007)に続く、居候一家シリーズ。
 舞台。宇宙基地かなんか。メタリックな壁に機械類、2階を含めて、出入口6箇所。
 中央、場違いの丸テーブルと離れてソファがあり。

 お話。勝手に廃研究所に住み着いて1年の3人家族。思いこみが激しいお父ちゃん、
 宇宙会議がここで開催の看板をみて舞い上がる。それを妻と子はあそびのたね。
 いろいろな人が勝手に来訪して、自ら混迷。宇宙人マニアと詐欺師。セクハラ監督を
 やりこめた男とその恋人。そして、記憶を失った人間兵器・本木くん。

 中身がないのにお腹いっぱい。前2作と同じパターンと進行する、勘違いと思いこみ
 が加速するスクリューボールコメディ。出会い頭一発の笑いがちと多め、もっと混線
 してほしいねこ。もっとも、キャラ芝居だけで可笑しくてすでに満腹だけど。
 ヒッチコックに前説の後藤ひろひとが、煙に巻かれる面白さ。松尾さんは個人芸が
 あまりなく、もっと自由にしてもいいような。鈴木蘭々さんは良く動いて、代役とは
 感じさせず、安心。
 

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