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 ポかリン記憶舎 小公演「音楽とリーディングの夕べ「二十三夜」」

 @横浜市中区 横浜イギリス館 1Fホール(2009/5/7-8 2ステージ)
 http://www.yamate-seiyoukan.org/igirisukan.html
 全自由 一般3000円 学割・和服割2500円 当日3300円

 作・演出:明神慈 音楽:木並和彦 衣裳協力:遠藤瓔子 AD:松本賭至
 演出助手:政井卓実、前野俊雄 受付:中島美紀ほか 茶話会頭:仲戸川京子
 企画・制作:ポかリン記憶舎、フラボン
 
 1「夢の終わり」
 石川裕子 :長女美雪
 岩崎侑生子:次女夏海
 小杉美也子:三女千春

 2「二十三夜」
 岩崎侑生子:百合
 明神慈  :女

 3「大切なあなたへ」
 岩崎侑生子:若い女

 4コンサート 作曲・ピアノ:木並和彦 バイオリン:小杉美也子
 M1 Romanesque
 M2 Mermaid
 M3 A Prayer
 M4 A little serenade

 2009/5/7(木)雨 8:01-8:59PM(58) 前方入口より 客席満員(30人)
 客層:大人よりに幅広く、女性過半数。
 客入れ:坂を登り切った辺り、門前に案内人。1Fホールを中心、サンルームとつな
 げた空間とし。ごく静かな公演なので、お腹の虫が鳴らないよう、食事留意要。
 長手方向に2〜3列。奥側のほうがいいかも。折り込みチラシ少々。パンフA4両面。
 挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演。11/上 本公演。物販。台本 小作品集2
 1000円(1とセット1500円)。劇中のスコア1000円。CD。
 カーテンコール1回1分。すぐお茶会となり。丘の上のロケーション、様子の良いお
 屋敷共々眺め良し。カメラ忘れて残念ねこ。

 生憎の夜中の雨なれど、晴天なら展望一番の港の見える丘公園。その一角にある
 洋館での公演。結構、コンサートとか使われてるみたい。

 会場。白漆喰の高い壁、3部屋続きの中央を使い。グランドピアノを片隅、客席
 からみて上手側を向いた、椅子3脚。中央レース掛け。それら、飴色シャンデリア
 明かりでノスタルジックに覆われ。

 お話。和服美人三姉妹の夏の日の追想「夢の終わり」。夢で出会えたら素敵なこと
 ね♪と夢先案内人に誘われる「二十三夜」。母から幼子への希望に満ちた遺書
 「大切なあなたへ」。艶やかなヴァイオリンと柔らかく繊細なピアノ、和服美人と
 横浜ダンディ男のデュオ演奏。

 にわか奥様と旦那様気分な、優しく満ち足りた気分企画。半睡の心地よさある
 幻想的な語らいトークは、女子らしく饒舌ぎみ。なんかそれも夢のようで、空気が
 ピーチネクターな甘い気持ちにさせられ。リーディングとはいえ、歩行など動きが
 あるもの。ムーディな会場なので移動そのものに趣あり。月光が窓から射し込む
 なんて、場面があったらなお結構と、無い物ねだりねこ。締めのコンサートは期待
 以上の収穫。ここの音色、緊密なセッションで聞かせてくれ。機会があったら、
 また披露してほしいねこ。

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