＠中野 劇場MOMO(2009/6/19-28 14ステージ)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/thepocket/
全自由 前売3000円 当日3300円 初日割引前売のみ2800円
原作:福原充則[ピチチ5] 脚色・構成・演出：佐々木充郭
照明:今西理恵(LEPUS) 音響:筧良太((有)アラベスク)
映像撮影:吉良山健一、柏倉幸ニ 特殊小道具:アルマジロウ
舞台美術:稲田美智子 舞台監督:西廣奏、掛樋亮太 当日運営:たけいけいこ
カンパニースタッフ:田中あつこ、樋山剛一 人形製作・宣伝美術:木下実香
企画・制作：バジリコFバジオ http://www.bajirico.com/
出演： 嶋村太一[親族代表] ：田中義男(100円ショップ店長) 森戸宏明[動物電気] ：友川(お惣菜工場・社員)、100円ショップの客A 熊野善啓[チャリＴ企画]：吉崎(100円ショップ・アルバイト) 木下実香 ：山咲先生 近藤佳秀 ：中島(中学生)、裁判官、人形劇団員A 武田諭 ：中村(中学生)、牛丼屋店員 三枝貴志 ：高藤(100円ショップ・バイト)、東野(不良の中学生) 中込恭史 ：100円ショップの客B、丸藤の父親、吉崎の野望 新井田沙亜梨[7％竹] ：房江の父、人形劇団員B、丸井、牛丼屋の客 杉村こずえ ：李さん(100円ショップ・アルバイト)、身重の女 吉田麻生[むっちりみえっぱり]：田中春彦(義男の息子)、丸藤の母親 川久保宏之[怪物がめざめる夜] ：協坂(中学生)、万引き犯 石澤美和 ：田中房江(義男の妻)
2009/6/20(土)曇 2:05-3:43PM(1'36)中段中央 客席ほぼ満席(40人)
客層：20才代、お友達連れ中心。男女半々。
客入れ：ゆる高低差に千鳥配置椅子4列、後1列開放して追加。次第埋まる客席。
折り込みチラシそれなり、ボールペン付き。 パンフ A5 3ページ。挨拶、スタッフ、
配役。物販。DVD、缶バッチ。 カーテンコールと告知1回2分。
暴れん坊将軍作家・福原充則をベースに加筆構成したとか。小劇場のくせ者役者が
客演。人形とのコラボはお家芸らしい。
舞台。舞台全体が額縁装置、後方に人形劇とかつかう一段高い壁。
お話。マイナーな100円ショップの店長は、厚顔無恥な万引き達に手を焼いていた。
いつかは独立と貯金の日々も、嫁の父が刑務所へいれられては×。また、万引常習犯
はショップバイト君の恩師である女教師でびっくり。刑務所の父を奪回するための
あれこれ、バイト君のもはや自分探しな万引追走、店長のエスパーとの出会いと自己
回帰、みなに絡む女教師の時空を超えた活躍 等々。
飛んで飛んで回って回る。通常演劇のくびきを逃れた物語は破天荒にぶっ飛び。
荒くれ嵐の中、迷子に成りかけつ、それを楽しむねこ。一方、非日常の奇跡に飛びな
がら、足はしっかり日常の悲哀に乗っている印象。一本筋は通して、胸に落とし。
凝った造形の人形が独特ムーディ。操る役者は黙って操るに止まらず、なおパワフル。
役者。木下実香。ハイテンションの凄みが旨み。森戸宏明。飄々と芝居で遊ぶ。嶋村
太一。かちっと役割芝居。吉田麻生。生意気な子供を演じて、お家芸。
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