＠下北沢 OFF･OFFシアター(2009/9/11-22 19ステージ)
http://www.hakoniwa-e.com/
全自由 前売2500円 当日2800円
脚本・演出・前説：古川貴義
舞台美術：稲田美智子 照明：工藤雅弘(Fantasista?ish.)
音響：岡田悠(One-Space) 小道具：栗山佳代子 衣裳：三木葉子
舞台監督：西村正一 毛髪：山内翔 宣伝美術：Box-Garden House
イラスト：須山奈津希 演出助手：陶山浩乃(劇団競泳水着)、萩原雄太(かもめ
マシーン) 制作：安田有希子 広報：須貝英 企画製作：箱庭円舞曲
出演：
伊藤新[ダミアン] ：徳江和峰（美容室総代表)
小野哲史 ：富彌匡(出戻り凄腕美容師）
高木充子[La Compagnie An]：弓指千草（美容室店長）
村上直子[ホチキス]：真栄田礼（中堅美容師)
和知龍範 ：日當毅臣（女たらしの美容師)
清水穂奈美 ：蓮見？哉子（新人美容師）
津留崎夏子[ブルドッキングヘッドロック]：徳江美尋(元美容師)
原田優理子[トリのマーク(通称）]：宇高尚美(スタイリスト)
爺隠才蔵 ：玄田敦資(業者の人）
古川貴義 ：前説男（セツオ 欠勤中の新人）
2009/9/22(火祝)曇 6;36-8:46PM(2'09)中段下手 客席満員(70人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：整列、空席誘導などきちんと。小さめ椅子1、ベンチ1、椅子4列。
奧側がセンターとなるのはいつも通り。折り込みチラシそれなり。アンケート
ボードと鉛筆付き。パンフ B5 3ページ。長い挨拶、場面名称、配役、スタッフ、
物販、予定掲載。次回公演。1/10-15＠nakano f 本公演4/2-6＠駅前劇場と2010秋
カーテンコール2回1分。
先だっての、河童(本劇団役者)＠柿喰う客 の箱庭へようこそ連呼に釣られて観劇
ねこ（半分嘘）。
舞台。リアルっぽい、美容室・美容師控え室。円弧状に壁際配置。正面、ロッカが
27コ。右手出入口、左手衣裳ラック、続きでカウンターと椅子。ロッカの上、棚とか
ヘアカット用ヘッドがずらりとおかれ。転じて、手前上手端にカーテンで仕切られた
喫煙室。
お話。若き、若くもない美容師達の葛藤とか成長とか。成績が悪い美容室チェーン店
助っ人としてかやってきたのは、出戻り敏腕男。天才肌で融通が利かず、協調性が
悪い、けど技術は一番。この男が火に油を注いだのは運営だけでなく、人間関係の
ギスギス、恋愛沙汰で。
感情移入しやすいエピソード、活きのよい会話、意外性のあるメリハリ展開と点取り
虫に巧みに、2時間を飽きさせず。会社つとめならあるなるな人間や仕事関係のすっ
たもんだをストレートに、おかしみやスキャンダルを交えて描き。ヒーローやヒロイ
ンはいない、等身大ベース。に、ちょっとデフォルメしたキャラ達の会話は面白くも
影を秘めて、むむむなさじ加減上手。尾を引く場面転換とか、気が利いてて○。
役者。津留崎夏子さん。剽悍とした経営者妻の愛憎瞬発場面とか、にやりねこ。微笑
みの影とか抑制した演技が光り。清水穂奈美さん。時々いいこと言う、不思議ちゃん
美容師役が美味しい。
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