＠根津 GALLERY藍染(2010/5/27-6/2 8ステージ)
http://blog.goo.ne.jp/aisome1504/
全自由 一般2500円 学割・和服割引・平日マチネ割引2000円 当日2800円
作・演出：明神慈 音楽：木並和彦 ドラマトゥルク：荒木まや 照明協力：木藤歩
演出助手：増元悦子、前田雅洋 制作：小杉美也子 写真：松本典子 AD：松本賭至
企画・製作：ポかリン記憶舎・フラボン 協力：GALLERY藍染
出演：
中島美紀 ：美雪(カフェの主人)
日下部そう：優(弟)
青山麻紀子[boku-makuhari]：逸実(優の幼なじみ)
バビィ ：堤(芸大講師)
岩澤侑生子：香澄(優の恋人)
前田雅洋（増元悦子）：客
2010/5/28(金)曇 7:40-8:50PM(69)奥側より 客席8割(21人)
客層：20-30才代中心、女性過半数、内着物姿3。
客入れ：根津駅2番出口から直進2分と分かり易し。出口脇に珈琲館あり。整理番号順
に入場、開場時で10人ほど。入口で靴を脱ぐので、ブーツは避けた方が○。
庭に向かって、横と正面に桟敷1とベンチ他椅子1。全体みるなら正面側。
予約客4人待ちで開演10分ずらし。昭和初期家屋の会場内、とりわけトイレの利用・
見学を推奨。座蒲団の追加とか気を遣ってくれ。建物の他、隣家の犬が鳴く確率、
隣室住人の生活音、猫の出没可能性、狸の目撃報告を聞きながら緩やかに開演。
折り込みチラシ1枚、パンフA5 3ページ。次回公演。11月下旬＠都内、「持ち寄り文庫
(仮)」不定期に小説朗読会。 物販。コーヒー200円、台本1000円、CD、写真集。
カーテンコール1回。終演後、カフェ営業。
今江戸、根津の昭和5年築日本家屋 回想カフェ公演。
会場。庭の入口はきちんと門構え。ぼんやりした明かりに和服女性が佇みご案内。
坪庭に井戸、ガラス引き戸・縁側越しに屋内。Ｌ字の縦に板敷き8畳、隣室6畳サイズ
横に厨房。部屋を隔てる壁に骨組をあえてみせる窓を穿ったり、柱や天井張りが綺麗
に面取りしてあったり、トイレの天窓ら意匠を凝らしたり。職人の愛あるこだわりに
感涙しそうねこ。
お話。時代を刻んだ日本家屋を守ろうとする家族と建築家、思い出を辿る人、見え
ない未来を懸命に手探りする人。事情を抱えた人々の途中休憩に現れる人間模様。
そんな人達がそんな風にいる。情景とドラマ、役者の身体が織りなす陰影に感じる
ひととき。戸惑い、悲しみ、憤りら感情と背負う人生がリアルな佇まいや間から醸し
出され。今昭和な会場が触媒となって、見る者の思い出と今の思いを励起。心が広がり
ながら、浸っていくようでしみじみ感じ入るねこ。
役者。中島美紀さん。会場とペアでお持ち帰りしたい風情、可愛らしい夕顔美人ぶり○。
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