＠大阪なんば 精華小劇場(2010/6/11-13 5ステージ)
http://www.seikatheatre.net/
全自由 1800円 日時指定割引1500円 ペアチケット2500円 団体チケット1000円
脚本：黒川猛 制作：丸井重樹 秘書：山本佳世
音楽：Nov.16 舞台監督：大鹿展明 舞台美術：丸山ともき 絵：中川剛
照明：高原文江 音響：小早川保隆 舞台写真：仲川あい 舞台撮影：竹崎博人
精華演劇祭2010 SPRING/SUMMER参加 京都芸術センター製作支援事業
出演：
ACT1 マフィアンルーレット
荒木千恵 ：パンティーノ(娘）
西河ヤスノリ：ツィンコーネ（その婿)
松村康右 ：兄
黒川猛 ：兄
堀江洋一 ：兄
山方由美 ：ヴォッキーノ(その妻)
徳永勝則 ：スクァトォロタ(父）
ACT2 ミステリー小説を読みすぎた女とサスペンスドラマを観すぎた女に
惚れられた松本清張な男
山方由美 ：カノウキョウコ
荒木千恵 ：サノユウコ
松村康右 ：タナカヒロキ
ACT3 スキャンダル(映像)
ACT4 オリエンタル歌劇団〜ミュージカル・ロンドバルトとポニーテール in 大阪
黒川猛 ：騎士ロンドバルドほか
山方由美 ：ポニーテール姫
堀江洋一 ：騎士エスカルゴ、ヴィクトリアほか
徳永勝則 ：宰相ヴァンヘイテン、グリフビーフほか
信國恵太？ ：指揮者
2010/6/12(土)晴 1:24-3:24PM(1'46)最前方 客席8割(80人)
客層：20-30歳代中心、中年層ちらほら、男女半々。
客入れ：開場と受付は開演30分前から、それまで劇場前に整列。開場時で
20人ほど。通常の雛壇に椅子席7段。中央よりが○。折り込みチラシは
不透明のビニール袋入り、アンケートボード付きで親切。パンフ A4 1枚
プログラム、データ、挨拶、予定。次回公演。11月か12月京都にて。
物販なし。 カーテンコール1回2分。
前回の長編？から、いつものオムニバスかつベスト選集な趣の今回。
舞台。テーブル、顔出し看板(ACT4) とか持ち込み式。
お話。ACT1 マフィアンルーレット
イタリアマフィアのファミリー達。家族の結婚、入所した男を巡ってぎくしゃく、
それぞれの確執噴出な展開。真顔でのシリアス芝居の発話は、偽イタリア語。
しかも下ネタもじり。パンティーノ、チンコーネ、フェラティオーネ(堀江 連発
して呼ばれ)とか。
ACT2 ミステリー小説を読みすぎた女とサスペンスドラマを観すぎた女に
惚れられた松本清張な男
お話。読書する女・カノウキョウコ(山形)と、ドラマ好きの女・サノユウカ(荒木)
後半、松本なタナカヒロキ(松村)が登場、二人の対決に割って入る。
真顔でのぶっとんだ話、こまかなくすぐりねたが満載。
ACT3 スキャンダル(映像)
街頭、ホワイトハウスなど舞台、サスペンスフルな映像コラージュ。結構
凝りまくり。
ACT4 オリエンタル歌劇団
お話。敵味方に分かれての中世騎士と姫の恋、妨げる宰相の陰謀とか。
観光地にある顔出看板で登場人物を切り替え、一人多役の役者が駆け回り
上り下りして演じる趣向。初演より舞台が大きくなって､運動量倍増。てんてこ
舞いぶりに加えて、宝塚張りに麗しい芝居、朗々とした歌唱で見せるから
より可笑しい一幕。
ガツンと強烈な、ナンセンスな笑いを、アンサンブル、個々とも真顔でいい芝居
でする、無駄使いぶり◎。とりわけ、劇団総出のACT1、4が圧巻。
[月間一覧］