＠赤坂 赤坂ＡＣＴシアター（2011/1/2-30 35ステージ）
http://www.tbs.co.jp/act/
指定 前売当日ともS席11000円 A席8000円 当日立見5000円
＠宮城 イズミティ21 2/4-6 4ステージ
＠大阪 梅田芸術劇場 2/9-15 9ステージ
＠福岡 北九州芸術劇場 2/18-20 4ステージ
＠愛知 刈谷市総合文化センター 2/24-27 4ステージ
原作・脚本：アンソニー・バージェス(amazon) 上演台本・演出：河原雅彦
音楽監督：内橋和久 振付：井手茂大[イデビアンクルー]
美術：堀尾幸男 照明：小川幾雄 音響：大木裕介 衣裳：伊賀大介
ヘアマイク：馮啓孝 殺陣：川原正嗣 映像：上田大樹 歌唱指導：伊藤和美
稽古ピアノ：宇賀村直佳 演出助手：西祐子 舞台監督：小林清隆
宣伝アートディレクション：タナカノリユキ
主催：TBS、トライストーン・エンタテイメント、ホリプロ 企画制作：ホリプロ
出演：
小栗旬 ：アレックス
橋本さとし：ドクター・ブロドスキー（医者）、ドリン、ブリーほか [劇団新感線]
武田真治 ：Ｆ・アレキサンダー（作家）、囚人ドクター、ジョー、リックほか
高良健吾 ：ジョージー、囚人ペドフィルほか
山内圭哉 ：デルトイド、囚人ソーファー、コメディアン、ルビンスタイン、レンほか [Piper]
ムロツヨシ：ディム、看守1、担当医ほか [ムロ式]
矢崎広 ：ピート、囚人ビッグユダヤ ほか
桜木健一 ：所長、アレックスの父 ほか
石川禅 ：牧師
キムラ緑子：老婆、ドクター・ブラノム、アレックスの母ほか
吉田鋼太郎：老いた男、内務大臣ほか [AUN]
今奈良孝行：ジェフリー、警察官1ほか [エッヘ]
上地春奈 ：隣の女、マーティーほか
五大輝一 ：シリル、警察官3ほか
白井悟 ：警察官2、看守2ほか
西田健二 ：ドラッグクイーン、囚人ジュージョンほか
栗山絵美 ：第九を歌う女、看護婦ほか
高山のえみ：アレキサンダーの妻、美女ほか
中林舞 ：襲われる女、看護婦ほか [快快]
平田小百合：ウェイトレス、看護婦ほか
高良久美子：ヴィブラフォン、マリンバ、パーカッション
芳垣安洋 ：ドラムス、パーカッション
ナスノミツル：ベース
青木タイセイ：トロンボーン、キーボード
橋本歩 ：チェロ
内橋和久 ：ギター
2011/1/4(火)快晴 1:05-3:49PM(1'06/休24/1'10)１Ｆ前方下手 客席ほぼ満員（1300人）
客層：20-30才台女子8、9割。お友達連れ中心、カップル少な目。
客入れ：当日立ち見は最後尾。１Ｆは20人位と余裕（定員50位）。休憩時間、治療中
のアレックスがしばらく舞台上に放置され。前で見ること可能（撮影もちろん禁止）
折り込みチラシ厚め。パンフなし、配役表だけでもクレヨン。
物販。パンフ 24cm 54ページ。まんべんなく写真と文章。小栗×河原対談収録。
Tシャツ 2500、2200円、トートバック1200円(パンフセット-200)。ポスター1000円、
耳かき800円、クリアファイル700円。ガチャガチャ おみくじ＋缶バッチ 500円。
カーテンコール2回4分。
舞台版本邦初演。
舞台。八百屋舞台、どかんと巨大な塔はLEDドットの自照スクリーン。煽り文句、
道案内な場面名称，イメージ、ライブ映像を終始投影。至極派手。塔の内部にバンド
常駐。客席通路も闊歩使用、役者ファンには嬉しいところ。
お話。暴力とドラッグに遊び興じるアレックスと仲間達。やり過ぎて殺人犯、投獄。
早期出所のため、洗脳治療の実験台に志願成功。しかし出所後に待ち受けていたのは
報復、アレックスは治療効果でなすすべもなく。映画版とは異なり、ラストにその後
の自立的な成長章を追加して仕舞い。
映画版のビジュアル、原作の教訓、ライブの遊びをミックスした娯楽作。キューブ
リック映画のサイケでファンタジックなシーンがあちこち。音楽も雨に唄えばの断章
やらミックス。結構フリージャズしてたりして聴き応えあり。暴力シーンはそのまま
だけど、アレックスも子供ですね場面や、周囲の特に山内さん絡みで、舞台遊びを
散りばめ。冒頭ほか、メタな批評視点は日本上演ならではで、苦笑。あれやこれや
ほどよい自由さがある河原雅彦演劇の楽しさ横溢。原作を知らなかったねこはラスト
にほよよ。丸く収まりぶりにむしろ毒を感じてしまうねこ。役者はそれぞれカチッと
した仕事ぶり。小栗旬の青年ぶりと、周囲のベテラン勢の取り合わせが○。
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